ryu0905さんの感想
2021年3月20日
210320
kaizenさんの感想
2012年7月23日
推理小説としては、犯人が途中までわからなかったという点でよくできている。 後半,一気に,次々話しが転換するあたりも推理小説の構成として活力がある。 室蘭の手前の母恋(ぼこい)という駅も有名になった。 政治家,経営者、医者の不正も明らかになった。 しかし、犯人の自殺で終わるという空虚さが残る作品かもしれない。
一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。 「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」