いちばん危険なトイレといちばんの星空: 世界9万5000km自転車ひとり旅2
- 実業之日本社 (2005年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408611303
感想・レビュー・書評
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こういうタイプの旅行記も、本編と並行して読むとすごく味わい深いものになる。
多くの自分の世界を見ている彼を羨ましく感じた。あと、ウズベキスタンがすばらしい、というのはボクも賛成である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これはかなり好きな本です。</br>
紀行文……エッセイ?としてはかなり面白い方に入った(自分的ランク)</br>
1も読みたいなぁ。</br>
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というか、もっともっと読みたかった。読み足りない!と思ったエッセイって初めてです。紀行文としても、読み足りないなんて初めて。</br> -
前作とセットで読むべきだね。
まあ興味深い話もあり、★プラス1個。 -
うん、おもしろい!
自分の知らない世界を
たくさん見たい!
って気分になりますね。 -
『行かずに死ねるか!』の続編。
(前作では、たかがチャリダーの旅本に、中年男が通勤途上、車中で嗚咽を漏らし涙してしまったのだった)
天邪鬼な私はかなり斜(ハス)に構えて読んだ。
柳の下狙いの2冊目なんて・・・、
出版社に無理やり頼まれて書かされ・・・、
水で薄めたような内容に違いない・・・、
だいいち「世界でいちばん・・・」なんてのが気にいらねえ・・・。
でもでも
メキシコ飯も食いたくなるし、ベトナムのチェーも食べ比べたくなる。
ガテマラのティカルにも行きたくなる。
エストニアの街角で一日中道行く小顔の女性を眺めているのもいいだろう。
シリアで鼻が曲がりそうなビールやガーナの飯にも挑戦したい。
行かずに死ねるか。
おいおい
彼の世界にどっぷり嵌まっている自分がいる。
それより何より、
彼の人間の捉え方、見方が、
やっぱりいい。
それは彼自身のコミュニケーション力とプレゼンテーション力なんだろうか・・・。
多分それぞれの国でそれぞれの国の言葉で接してるからなんだろうなぁ。
それは語学力とかではなくて、
やっぱり彼の人に対する愛なんだろうなぁ。
『いちばん』は彼が出会う人たちか。
とにかく不思議な魅力を持った若者が和歌山にいる。
彼は読者を裏切らない。