高等魔術の教理と祭儀 (教理篇)

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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409030226

感想・レビュー・書評

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  • ・ところで秘法を授かりたいと願う諸君、きみはファウストのように博識か?ヨブのように沈着か?けっして、そうではあるまい?しかしもしそうありたいと願うならばそうなりうるであろう。散漫な思考の渦巻を諸君は克服しおおせたか?逡巡や気紛れとも無縁であるか?自らそれを望む時しか快楽を受け入れず、望んで当然の時しか快楽を望まないか?けっして、そうではあるまい?常にそうとは限らぬのではないか?しかしもしそう願うならばこのことは可能である。

    ・何かを為すためには、何を為したいかを知ることが、さもなくばそれを心得ている誰かに信頼を託すことが少なくとも必要である。なのにどうして自分の生命を冒険にゆだねてまで、行き先も心得ていない人間のあとに盲滅法に従ったり出来ようか?

    ・魔術修行の道へは、向こう見ずに踏み込んではならない。しかし、一旦歩み出した以上は、行き着くか破滅するかどちらか一つしかない。迷うことは、狂うことである。立ち止まることは、斃れることである。後戻りすることは、奈落へ墜落することである。

  • ちょっと日本語がわかりずらいところがあったが良かった

  • 幽光を知覚できるようになりたいものです。

  • 魔術はキリスト教とは切っても切れない関係があると思った。
    (女性差別ぽい表現があるところなんか)

  • 魔術的思考というか、ちょいと理屈を抜きにした話というか。後で述べるか言いつつ、後で述べていないとか。
    まあ、レヴィの本に難癖つけたくない。
    ソレはともかく、祭儀篇がとても欲しい。

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