現代オリンピックの発展と危機1940-2020: 二度目の東京が目指すもの

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  • 人文書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409241202

作品紹介・あらすじ

それは輝けるレガシーなのか、あるいは巨大なお荷物なのか?


混迷を極める事態の本質を探る、オリンピック研究の第一人者による刮目の分析。



「クーベルタンによる理想化されたオリンピックの創設に始まり、さまざまなパワー・ゲームの展開、アマチュアリズムから商業主義といった転換を経過して、レガシーへとたどり着いたオリンピックが、再び混迷に向かい始めたという見立てが、現時点で本書がたどり着いた一つの結論である。(中略)私たちは引き続きオリンピックとともに歩む社会を見出していくのか、それとも別の価値観を創造し、オリンピックを必要としなくなる社会を導くのか、この分析はもう少し時間の経過とともに見守る必要があるだろう。その試金石とも言える東京大会は目前に迫っている。」(本書より)

感想・レビュー・書評

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001128358

  • 東2法経図・6F開架 780.6A/I84g//K

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著者プロフィール

石坂友司(いしざか・ゆうじ)
1976年北海道生まれ。筑波大学大学院博士課程体育科学研究科単位取得退学。博士(体育科学)。現在、奈良女子大学研究院生活環境科学系准教授。専門はスポーツ社会学、歴史社会学。著書に『現代オリンピックの発展と危機1940-2020』(人文書院)、共編著に『〈オリンピックの遺産〉の社会学』(青弓社)、『オリンピックが生み出す愛国心』(かもがわ出版)、『〈ニッポン〉のオリンピック』(青弓社)、『一九六四年東京オリンピックは何を生んだのか』(青弓社)、『未完のオリンピック』(かもがわ出版)、共著に『21世紀のスポーツ社会学』(創文企画)、『幻の東京オリンピックとその時代』(青弓社)など。

「2021年 『コロナとオリンピック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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