新・人間革命 (第2巻)

著者 : 池田大作

• 聖教新聞社出版局 (1998年8月24日発売)

作品紹介・あらすじ

師の7回忌までに300万世帯の達成へ-伸一は弟子の誓いを果たすために、ひた走る。

感想・レビュー・書評

[midnightwakeupperさんの感想 · 2024年3月25日]

共同通信記者が同時代に書いた『デスク日記』に、「池田会長が誘拐され、安否不明」という噂が、この頃流れたという。「聖教新聞に訪米出発の写真が掲載されているし、まさかそれまでデッチ上げでは無いだろう」と結論されたが、創価学会がその程度の存在だったということか。
　二週間の訪米から帰って、最高幹部たちに喝を入れる山本会長…前年末１３０万世帯を達しこの年七月には１５０世帯を突破した。
　夏期講習会の教材に山本会長は、日興上人二十六箇条遺戒置文を選んだ。「おきもん」と振りがながあるが、「おきふみ」でも古来遺戒の意味で使われた例があるから創価の新御書で「おきぶみ」とするのは問題ない。

著者プロフィール

池田大作（いけだ・だいさく）　1928年、東京都生まれ。創価学会名誉会長／創価学会インタナショナル（SGI）会長。創価大学、アメリカ創価大学、創価学園、民主音楽協会、東京富士美術館、東洋哲学研究所、戸田記念国際平和研究所、池田国際対話センターなどを創立。『人間革命』（全12巻）、『新・人間革命』（全30巻）など著書多数。世界の識者と対話を重ね、『二十一世紀への対話』（Ａ．Ｊ．トインビー）、『二十世紀の精神の教訓』（Ｍ．Ｓ．ゴルバチョフ）、『地球平和への探究』（Ｊ．ロートブラット）など多くの対談集を刊行。

「2023年 『完本　若き日の読書』 で使われていた紹介文から引用しています。」