監察医が見た死体の涙

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413032476

感想・レビュー・書評

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  • 死体に関する本として、いささか遠慮したいタイトルだと思われるが、そんなにグロい描写はないので、読みやすいと思う。
    ただ、切なくなって涙が出てきてしまうこともあるが。

    愛情が絡んだ殺人事件、金銭が絡んだ殺人事件、幼児虐待事件、この世の無情と裏切りの中でも、愛があったことがひしひしと伝わってくる。

    まるで自分もそこにいたかのような感覚に襲われるものだから、妙である。

  • 2万体の死体が叫び続けた。この世の無情と裏切り。そして最後まで信じた愛とやさしさ。生きるとは何だろう。大ベストセラー『死体は語る』より12年、ようやく書く決心がついた遺された死体の真実。

著者プロフィール

昭和17年、和歌山県生まれ。京都大学法学部卒業。職業:弁護士・公認会計士。●主な著書 『新万葉集読本』、『平成歌合 新古今和歌集百番』、『平成歌合 古今和歌集百番』、『百人一首と遊ぶ 一人百首』(以上、角川学芸出版。ペンネーム上野正比古)、『光彩陸離 写歌集Ⅲ』、『ヨーロッパの大地と営み 写歌集Ⅱ』、『ヨーロッパの山と花 写歌集Ⅰ』(以上、東洋出版)

「2016年 『万葉集難訓歌 一三〇〇年の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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