- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413036771
感想・レビュー・書評
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感想
現状と目標の差。どのような手段でギャップを埋めるか。ともに考える。終わった後にはPDCAサイクルを回す。自己成長も叶えるため。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「なさい」シリーズ三冊目。任せることと丸投げすることの違いをこれまでと違う視点で認識することができた。任せるためには、しっかり準備し、任せる人の成長に寄与できるか考え、任せ方も人によって変え、さらに仕事が完成した後も一緒に反省、振り返りをして、任せる人と一緒に成長していく。そういう手間暇をかけてこそ、任せたということになる。頼むということとも違う。任せるは信頼。頼むは親しみ。頼んでばかりは相手に負担をかける。任せるは相手も成長するので、どんどん任されたくなる。丸投げは、とにかくなにも指導せず、なにも考えずただ仕事を放り投げること。極端に言えば、うまく行かなければ、投げた人に責任を押しつけるような形となること。自分の仕事を振り返り、任せられるような仕事の進め方を心がけたいと思った。
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今までは仕事の8割を自分でやると考えていた。最近出会う成功者ほどこれ。人とうまく連携をとっている。自分にしかできないことをする。自分にしかできない人生を歩む。って読んでいるとスティーブ・ジョブズのスピーチに辿り着く。「時間が足りない」が口癖の方におすすめ。
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すぐにこの通りは無理だな、とつい思ってしまったけど、なぜそうあるべきかはよくわかった。仕事全体への見通しについて、もっと自分なりに考えたいと思う。
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前半部は、仕事を人に任せる理由、方法論について記述されており、納得させられる部分が多かった。しかし、後半は、仕事一般に対する著者の思想が中心であり、タイトルとはずれた内容であるとの印象を受けた。
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まだ人に仕事を任せる立場じゃないけど。
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申し訳ない。そう、著者には大変申し訳ない。が、初めに言わせて頂く。
導入部分で感じた印象、本人を全く知らずに想像しうる著者のキャラクターは、上から目線の頑固なわがまま女社長と言った所。ホリエモンの書籍並みに著者の価値観が“押し売り状態”。その割に彼程のパンチは効いていない。と、思わず突然の批判から入らせて頂いた。なぜか。
どうしても、プロフィールに違和感を感じて仕方が無いのだ。なんとも理解しずらい箇所が一つある。少しでも財務、金融に携わった経験がある方なら直ぐに感じる気持ち悪さ。皆さんは感じただろうか。
ー主婦から突然社長に!借金3億円の会社を年商23億円の優良企業に変えた女社長。ー←どうやらこれがキャッチコピーらしいのだが
端的に問う。借金3億円だったときの年商は一体いくらだったのか。そして、今の借入金はいくらなのか。AをBに変えた!このAとBに驚く程何の関連性もない。規模にもよるが株式会社が3億円“程度”を金融機関から調達(あえて借金とは言わない)している事自体は、そんな大した話ではない。逆に言えば、その会社は旦那から引き継いだ時3億円を調達出来るほど「優良な会社」だったわけだ。仮に、業況が悪く急場だったとしても、そこまでの想像を読み手に求めているとは思えない。MBA、経営コンサルタントなどの肩書きがあるのであれば、この表現を「気持ちが悪い」と思わなかったのかな。
そう言うわけで「この著者、ちょっと経歴“盛って”るんでない?もしくは、資格取る事が好きなだけ?」本書を読むにあたり、これが私の持った第一印象。これじゃあ素直な心はあったもんじゃない。目にする言葉の大半において拒絶的な感情が脳裏をよぎる。俺のバカ。
本書の最も伝えたい箇所、それは自分の周囲を“メタブレイン化”する事。言い換えれば、「この事はあの人に聞こう。あの事はその人に相談すれば大丈夫だ。」を、いかに持つか。その為にはどの様な心構え、相手との接し方を選択すべきか。を追求している事に尽きると思う。その周囲との関係性を表現する言葉は、『コバンザメの法則』や『応援団バトラー』などキャッチーな表現を使ってはいるものの本質は一本。“自分の仕事を効率化する”そこにぶれがない為、この箇所を理解出来れば本書の読書価値は格段に上がる。
そう、本書は決して“人につまらない仕事をぶん投げてその人の時間を奪う”事を推奨している訳では無い。しかし、題名からして『人に任せなさい!』とあるわけで未熟な私は『委任力』を醸成する為のノウハウがあるのではなかろうかと期待し本書を手にしたのだ。
周囲のメタブレイン化はどの職場環境においても大変重要且つ有効なことであり、要は「餅は餅屋」的な人脈形成術は従前から言われ続けていた。本書の面白い理由、それは自らが、全くの無知な人をメタブレインへと育てられる人が真の“できる人”であり“成功し続ける人”と説いている事だ。直接的な表現ではなく、そう言っている“様な気がして”本書を読了した。
いずれにしても、あまりにも上から目線の書籍は性に合わない。厳密な☆の数は玉石混合のため丁度半分の2.5と言った所。 -
本書の中では、自分がフォーカスすべき仕事に出来る限り専念するためには、自分でやるべきでないもの、自分以外の人にでも取り組めることを明確にし実行に移すことであるとのメッセージがあります。また、情報についての考え方「情報は鮮度が命」といったようなメッセージもあり、旬でない情報を後生大事に取っておいても意味がないことや、定期的にこれらを整理し必要のないものは処分していくことの大切さなども書かれています。
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■「任せる」と「頼む」はここが違う
人に仕事を任せるには
1)任せられる人を見極める
2)仕事のノウハウや段取りがしっかりしている
3)人を育てる能力
4)最終責任やリスクを負う力がある
5)時間的余裕がある
「ちょっといい?」ではなく「○○さんだからお願いしたいのですが」
■「プレーヤー」ではなく「プロデューサー」になる
頼む相手に「今は大変だけど、将来きっとプラスになる!」と思わせる
相手の能力を引き出して、任せて成果を出す!
1)「あなただから」「あなたしか」を使いこなす
2)分割して任せる(×丸投げ)
3)いち:いちいち文句を言わない
にっ:にっこり笑顔で
さん:サンキュー
■締め切り日は「3日前」に設定する
■情報は未来を切り開く鍵にもなるが、足かせにもなる
こまめな整理が必要。自分なりのルールを決めて捨てる!