アップルの法則 (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 195)
- 青春出版社 (2008年3月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413041959
感想・レビュー・書評
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アップルとスティーブ・ジョブズの歴史が分かる。1000のアイデアにノーと言う姿勢が、シンプルでコンシューマーに受け入れられるものづくりに反映されている。
マーケティングに関しても既存の常識を覆して流通される発想がさすがと思った。
次のパソコン購入はWindowsではなくアップルを購入したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まずびっくりしたのがジョブスの年俸が1ドルということ。
(別にボーナスはたくさんもらっている)
衝撃的だった。。。
内容としてはアップルがどういう会社なのが、どのようにしてiPod等の商品ができたのか等々。
iPodはアップル社内で屈指の音楽好きチームが自分たちはこういう商品が欲しいという夢を形にしたものだと。
なるほど、だからあれほどのすばらしい商品が産まれたのか。
こういう考えでつくる開発者が日本にも増えてほしいと思う。
またアップルは開発チームは7〜8人で構成してコミュニケーション、コンセンサスがとりやすいようにしている。
チームの構成もやはり重要。
本書にもあるが、日本の企業は各部門が同じゴールを共有できていないのではかと。
まったく同感である。1つの物作りにおいてそれに関わる人間はまずゴールを共有するべきである。
そうでなければよいものは、間違いなくうまれない。
アップル製品がなぜ魅力あるものばかりなのか、わかる一冊である。
ジョブスの力が大きいとは思うが。。。 -
今となっては、ひと昔前の内容。
「アップル=スティーブ・ジョブズ」である事は間違いなく、結局はスティーブ・ジョブズの考え方・生き方に触れざるを得ない訳だが、それを逆にアップル製品からの逆引きしてゆくのにはどうしても無理がある様に思えてしまう。
製品に現れていない部分の話をもっと知りたいと思う。
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ジョブズ登場によるアップル復活の様子がよく分かる。互換機戦略の中止の決断など、興味深かった。
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【要約】
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【ノート】
・新書がベスト
・あれ?読んでなかったっけ? -
本書では、アップルの現在の強さを、その歴史的背景とスティーブ・ジョブズの行動力を中心にして分析する。本書の主張を信じるのであれば、アップルは大したことをしているわけではなく、ただ当たり前のことをしている。他社と違うのはスピードである。このスピードで圧倒する。このスピードが質を生み出す。ジョブズのプレゼンにおけるサプライズもこのスピードに花を添える。このようなやつらと戦わざるを得ない我が社は、恐竜症候群と小田原評定で、「ひねもす、のたり、のたりかな」、という状況。これでは現在の状況も頷ける。
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★2008年6月4日 44冊目読了『アップルの法則』林信行著 評価C
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ムダをなくし、シンプルに、誰もが使える。
今やアップル製品を持っていない人はいないと言えるほど身近な存在です。
アップル社が何を考え、追い求めているか。
興味深いです。 -
米企業appleの経営哲学、創業者スティーブジョブズ氏の半生を描いた一冊です。
スティーブジョブズ氏は最近癌でお亡くなりになられ、企業社会に大きな衝撃をもたらしました。
彼のことを人は「天才」と形容します。
しかし、そうではないと自分は考えます。
努力なくして天才は生まれえないからです
「天才」という言葉は、努力をしない人間が、自己の怠った努力を顧みず、努力をしていない状況を自身に対して正当化するための言葉に過ぎません。
「天才」という言葉はそのような絶え間ない努力の部分を見ない失礼な言葉でもあると自分は考えます。
彼は技術ではなく、アイデアでappleの業績を伸ばしました。
それはまさに「破壊的革新」であったと言われています。
ただその影には、絶え間のない努力があったことを忘れてはいけないと思います。