人生は勉強より「世渡り力」だ! (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 204)

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  • 青春出版社
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042048

感想・レビュー・書評

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  • 技術があっても世渡り力がないと他人からの信頼が得られず仕事では成功しないことを再認識させられた。人付き合いを大切にしつつ、顧客からの難題に果敢に向かっていく姿勢は見習わなければと感じた。

  • そんな断言されても。。。結局勉強じゃん。

  • なかなか面白い本。決してうまく世渡りしようとかそういう事ではなく、ごくごく自然体に人の道を堂々と歩いている方だと思う。日本人はもう一回原点に返って岡野さんから心意気というものを学ぶべきだ。

  • 感謝の言葉は4回言う
    落語を聴いて良く喋る
    付け馬、蔵前駕籠
    人がやらないことをやる
    今すぐ評価される

  • こういう本はだいたいが書いてあることは同じだと思う。読み手がどう受け取り生活に取り入れていけるか。

  • 11月の読書会の課題本なり

    岡野氏は昔々、私の勤務する会社の基調講演で講演者としてお招きしたことがあり・・・
    だけど体調不良で講演できなかったという苦い思い出があります(苦笑)
    いろんなテレビ番組でも痛くない注射針とかで特集されているので、ご存知の方も多いと思います
    この本は某企業の技術者のMさんご推薦本です

    新書だし、話し言葉で書かれてあるので、ざっくりと読めてしまいます
    岡野さんらしい下町な雰囲気で語られていて、苦手な人はダメなのかもなぁと・・・
    言い方はともかく、私は頷ける内容もあり、嫌いじゃないかな

    付箋をつけたところを抜粋すると・・・


    ・世渡り力ってのは、こすっからく生きていく、安っぽい手練手管なんかじゃないぞ。
     人間の機微を知り、義理人情をわきまえ、人さまにかわいがられて、引き上げてもらいながら
     自分を最大限に活かしていく「総合力」なんだよ(p18)

    ・その失敗から成功の糸口が見つかるんだよ(p53)

    ・しゃべるときは、10のものを100にも1000にも膨らませられなきゃダメだね(p76)

    ・演出もできないようじゃ、大きくなれないね(p85)

    ・裏切られるってことは、自分を鍛える経験でもあるんだよ。人間いろいろ、仕事もいろいろだってことを
     身にしみて知ることになるし、自分がしちゃいけないことを教えてもくれる(p117)

    ・俺はチャンスは人が持ってくるものだと思ってるね(p128)

    ・必ずできるって信じることが、モノづくりではいちばん大切なんだよ。それさえ揺るがなきゃ
     途中の失敗なんか何でもねぇんだ(p173)

    ・新しい技術っていうけど、それは、じつは新しい発想で基礎をどう組み合わせるかってことなんだ(p175)

    ・仕事は楽しいよ。仕事を楽しまなくてどうすんだよ(p185)

    ・「いまの頑張りが、努力が、いつか報われればいい」なんて悠長なこと言ってちゃダメなんだ(p194)

  • 岡野工業の社長で、テルモ社で販売されている痛くない注射針を開発した著者の人生をもとに、世渡り力について書かれた本。
    筆者の目線から、人や企業との付き合い方を中心に書かれてます。

    人を惹きつける力についてある程度参考になると思いますが、自分の意見に賛同しない人や企業に対する接し方については同意できない部分も多いです。

  • 2013/11/13

  • 読みながら、「この人、人のことをよぉく知ってる人だなぁ~」と、懐の大きさ・深さを感じる一冊でした。技術を仕事にしてきた一人として、すごく納得できる部分もあったしそっちの人間だからこそレベルの違いがわかるというか、一緒に仕事したら親分として目指したくなる、ついていきたくなる人だなと思いました。
    世渡りっていうとセコセコうまいことするようなイメージを持ちがちだけど、そんなことじゃなくて、「技術持ってんだったらもっとアピールしていけよ」っていう技術屋たちに対しての危機感から出てきたメッセージなんじゃないかなと思いました。

  • 職人としての腕を認めて貰う為の日と付き合いの事が書かれています。糸川英夫先生の言葉を思い出しました。

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著者プロフィール

1933年東京都墨田区生まれ。45年、向島更正国民学校卒業。社員5人の町工場・岡野工業株式会社を経営、代表社員を名乗る。「誰にもできない仕事」と「安すぎて人が敬遠する仕事」をモットーとし、針穴の直径が0.08ミリという世界一細い「痛くない注射針」の量産化や、携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースにより、「世界一の職人」「金型の魔術師」として知られる。NASAをはじめ世界的大企業からも注文が押し寄せるなか、これまで家電、パソコン機器、医療機器など多くの金型をつくる。2004年、旭日雙光章を受章、いまもバリバリの現役である。著書に『カネは後からついてくる!』『俺が、つくる!』などがある。

「2014年 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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