「ナニ様?」な日本語 (青春新書INTELLIGENCE)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413043854

作品紹介・あらすじ

「仕事ができますね」「期待しています」と上司を激励する若手社員がいる。言った当人に悪気はない。むしろ、ほめ言葉のつもりだ。ところが、これらは「上から目線」にとられてしまう。「課長、頑張ってください。期待しています」「何度も申し上げましたが…」「ついでに寄らせていただきます」など、相手がカチンとくる、そのひと言。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでるうちに、筆者にもあなたナニ様?とツッコミたい気持ちがフツフツと湧き上がった。
    今までで知らずに使ってたり、それは考え過ぎなのでは?と自己弁護したくなる言い回しが出てきたりすると、どうしてもそう思ってしまう。
    そんな自分もナニ様?と自分にツッコミしちゃうけど。

  • 昨今セクハラパワハラとか言われまくってるこの世の中でこんな言葉を今時使う人いるかな?いないよね?失礼な言葉でも新入社員の時点で注意されるでしょ。1つも耳にしたことないよ。

  • 少し強引すぎじゃないか?というものが多かった。まだ社会人ではないので何とも言えないが、こんな感じだと怖い。

  • 文章が読みやすくてサクサク読める。ビジネスをしていく上では当たり前のようなことばかりで、今さらこんなことを言わないと分からない人が多いのかなぁと言うのが正直な感想。職場とかで使ったりしたら、先輩とか上司とかが注意しないのか?逆にそっちの方が心配。それでも自分がそういった言葉を本当に使ったりしていないか、再確認した方が良いかもという気になった。

  • まあ職業柄、ことばには気をつけている、気をつかっているつもりではいますが、なんというか、話し言葉に関してはやはり、本で読んで学ぶものではなく、生きていく中で失敗しながら、学んでいくことなのでなないかなと思います。

  • なかなかおもしろかったけど、私には使わない状況が多いかな。
    ていねいなことばに言いかえると、冗長になって、私からみればこれまたややこしくなるし。

    へえ、その言い方はナニ様ことばなのか、逆にそれはいいのか、というのもあった。

    とりあえず私は、口ぐせにもなっている「とりあえず」を使うことを減らしてみようかな、とりあえず。

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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