マインドフルネス 怒りが消える瞑想法

著者 :
  • 青春出版社
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本棚登録 : 62
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413230315

作品紹介・あらすじ

ムカッ!ときたときムリに抑えるのは逆効果。流行りの「マインドフルネス瞑想」の力を借りましょう。深い呼吸をしながら、浮かんでくる思いをただ見つめます。ムカムカや邪念が湧いても大丈夫。習慣にすることで「自分で解釈を加えて怒っていた」ことに気づいたり、自己受容や他者受容が深まり、あれほどしつこかった怒りがやわらいでいきます。「歩きながらできる4分間瞑想」「会議前にできる3分間瞑想」など、忙しい人も取り入れやすい新習慣のすすめ(PC・スマホ・タブレットで聴けるダウンロード用・瞑想音源つき(約30分))。

感想・レビュー・書評

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  • PMSで怒りっぽくなったので読んでみた。
    絶対に怒らないようになるというのではなく、怒りとうまく付き合う方法が書かれています。

    自分の中にある「怒り」を客観的に感じる、つまり「すごく腹がたつ!」ではなく「私は今“怒り”を感じているなぁ」と気づく状態に持っていくのが大事なのですね。

    今まで怒りを感じた時は意識して深呼吸していたけれど、それに合わせて瞑想も始めてみよう。

  • 怒りは消えない。

  • 立ち読みする前にとても精神的にイライラ、落ち着かない、やる気がしないと思っており、
    こちらを立ち読んでからスーッと心が洗われるような、楽になりました。

    その後著者の他の本も立ち読みしましたが、ぱっとせず・・。

    1週間後、やはりこちらを気になり購入しました。

    さくっと読めるのも魅力的。
    ですが、読んでしばらくは気づきにシフトできますが、
    そのうちいつものパターンに戻ってしまいます。
    実践や、継続できないと難しいですね^^;

    以下気になった文など。
    ・感情を抑えない→これを自分に言い聞かせる、思い出すだけで職場でのイライラや不快感、イライラからの切り替えが大分早くなりました。
    ・ネガティブな感情もしっかり味わってみる。
    ・自分に自信がないと、すぐにイライラする。→耳が痛いです。

  • [図書館]
    読了:2017/4/21

    本人が「亭主関白なんて古い」と思っていたとしても、「女は男を立てろ」という思想が無意識にあった、という著者の体験談が面白いなと思った。本当に男女平等の人は自分で「自分は男女平等主義だから」なんて言ったりしないしね。

    理想は「上虚下実」(上半身はリラックス、下半身は安定)の状態。

    「今、何を感じている?」
    →「気づいたよ」
    →「それでいいんだよ」
    この3ステップ。

  • マインドフルネスに関する書籍を探していて手に取った一冊。マインドフルネスの基本的な考え方、瞑想の実践方法なとわかりやすく書かれています。
    怒りと向き合う方法に重点を置いて書かれている印象です。マインドフルネスの基礎を学びたい人から理解を深めたい人まで幅広い人まで読んでもらいたい本です。

  • 怒り、受容、気づき、許しなどの参考になる本。

  • ➖具体的なアクションプラン➖
    ❶瞑想を習慣化させる
    ストレス軽減/暴飲暴食防止
    ❷日常生活でマインドフルネス(マルチタスク×)
    食事/書く/歩く
    ※コツ 姿勢と呼吸を意識する。
    ❸「思考の癖」に気付く/完璧主義をやめる
    それは「妄想」である。
    「それでいいんだよ」と自分を「自己受容」する。
    ❹「ラベリング」と「思考の癖に気付く」コンボ
    → 「怒り」とラベリングして、「自分は怒りを感じているんだな」とその場を受け止めるとともに、内側に意識を向ける。

    ★まとめ
    ●怒ると自分自身が損をする
    ・人の吐く息を冷却すると出来る沈殿物を検証
    健全な精神状態→無色 怒り→栗色
    悲しみ→灰色 後悔→淡紅色
    ※怒りの沈殿物をネズミに注射すると、わずか数分で死亡した。→怒りの感情エネルギーは強過ぎる。
    ●怒りの前にある一次感情を理解しよう
    ・怒る前には必ず原因がある。その原因は?
    →悲しみ、不安、がっかり、恐れ などがある。
    →怒っているときに俯瞰して、その感情を確認する
    ●現代人は「快と不快のくり返し」で疲れている
    ・怒りの対処法といえば
    →酒、タバコ、ギャンブル、美食、無駄な買い物、愚痴を言う、やけ食い など…
    →これを「アクティングアウト」という
    ※たまには良いが、これが習慣化していたら要注意
    →これを ヨガや瞑想を習慣化にしてストレスの最大値を下げる。
    ●怒りを味わいたがっていないか?
    ・ついつい過去をくり返し反芻してしまう癖がある
    →自分にマゾ的な性質があると知ること。
    →無意識の癖に、意識の光(自覚する)を当てていくと、徐々にそのパターンが緩んでいく。
    ●怒りの犯人は「妄想」だった
    ・思い通りにならない時や状況は「自己受容力」を高めるチャンス→やり切って、あとはどうにもならない時は受け入れること→「変えられないこと」を受け入れ、心の平静さを保つこと。
    ・「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めることで、無駄なイライラが減り、自分が影響を及ぼせる範囲にエネルギーを使う事が出来る。

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著者プロフィール

吉田昌生(よしだ・まさお)
ヨガ・瞑想講師。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会代表理事。
1981年福岡県生まれ。20代で精神的不調和を経験したことをきっかけに、理想的な心と身体のあり方を追求するなかでヨガや瞑想と出会い、インドをはじめ38カ国以上を訪れ、知識と実践を深める。その後、神奈川県、東京都を中心に、「マインドフルネス」をべースにしたヨガ・瞑想の指導を行なう。2019年からは沖縄県に移住してオンラインでの講座や、石垣島でのセミナー合宿を開催中。その他、マインドフルネスアプリや大手ヨガスタジオのプログラムの監修なども行なっている。
主な著書に、『1分間瞑想法』『ねるヨガ』『マインドフルネス 怒りが消える瞑想法』『脳パフォーマンスがあがるマインドフルネス瞑想法』など多数がある。

「2020年 『短く深く瞑想する法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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