「ずるい人」が周りからいなくなる本

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  • 青春出版社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413230575

作品紹介・あらすじ

●人によって態度を変える ●本心を隠して衝突を避ける ●泣けば何でも許されると思ってる ●他人の手柄を横取りして悪びれない…etc. 職場で、家庭で、街中で…あなたの心を支配してくる【モヤモヤ】【怒り】【憤り】たちをカウンセリング歴23年、臨床数のべ7万件超の大人気カウンセラーがみるみる解決!

感想・レビュー・書評

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  • ずるい人が気になったら、遺伝子コードを唱えることを推奨しているが、そのコードがどのように効くのか、説明が中途半端すぎて理解できず、モヤモヤしたが、臨床心理士の方の解説によると、実際にそういう治療法があるらしい。

    また、ずるい人を感じなくなるために、「自分が平均よりも上」だとか、「自分は弱者ではなく強者」だと思うというサジェスチョンにも違和感を感じた。いじめられている人などに個別に対応するときにはよいかもしれないが、一般論的に書かれると共感できない。

    この本では「ずるい人」と表現されているが、つまりは、他人のことを気にして、自身の気持ちが振り回されることのないよう、そういう人は自分とは違う世界の人だと考えるか、何かわけのわからない言葉を唱えることで、自分の気持ちをそこからそらぜよい、ということかと思う。

  • こういうときはこの遺伝子のコードを唱える、、、
    私はピンとこない所があった。

    花粉症とずるい人は同じ。
    ずるい!と思うことはアレルギー反応で、自分の幼少期の頃の影響があったりする。
    なるほどなあ、たしかになあ、そうかもなあ、があった。

  • ずるい人に奪われていた自分の時間を取り戻すための考え方を紹介している本。
    遺伝子コードは不思議。

  • ずるい人がいなくなるといいなと思って読み始めましたが、納得出来ない考えが大半で、前半で読むことを諦めてしまいました。分かりにくく、本としての構成も理論も整っていないなぁという印象です。
    ただ、最後の方に書かれていたことからは幾つかの気付きがありました。

    気づいたことは以下の点です。
    ・ずるい人の行動は、相手(複数いる場合もある)に対して劣等感を抱き、嫉妬の発作が生じた時に起こる。
    ・嫉妬の発作とは、ずるい人から見て格下だと思っていた相手が自分よりもうまく行っている時に発生する。
    ・ずるい人から嫉妬され、ずるい行動をされたときに思い出すべき大切なことは、『自分が嫉妬される側の人間になっていたのだ、という正しい自己認識を持つこと。』
    ・素直さと謙虚さは大切。ただし、それ以上に、自分には魅力がある、価値があるのだという正しい自己認識を持つことで、嫉妬されにくくなる。

    私はこれを読んで、自分の中にある『劣等感』と相手の『劣等感』がお互いに電気反応して、ずるい行動と、ずるいと感じる気持ちがそれぞれ生み出されているのではないかと思いました。
    だから、ずるい人を見つけたときに、『相手には劣等感があるんだな。』と気づいて、反応しない方を選べび、普通に相手に接したら良いのだと思いました。
    あと大切なのは、自分の魅力を自分自身で認め、どんどん磨きをかけて輝く努力をすること。どんどん人間性を磨くことで、嫉妬されにくくなる。出る杭過ぎて打たれないようになろう。そっちの方が人生楽しいですね。

  • 思ってた内容と全然違った。
    これを唱えればOKという呪文系で、最初から最後まで首を傾げっぱなし。
    効果についても「こうなるかも!」とまるで子供の頃に読んだおまじないの本のようなテイスト。

  • よく周りに腹をたてている自分がいる。考え方をかえるとか、気にしないようにするのではなくて、アレルギー反応と考えて呪文を唱えるという誰にでもできる方法が解決につながると確信した。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 思ってたのと違った。けど、読んでよかった。具体例みたいなところは飛ばしたけれど。
    「なんたらかんたらの遺伝子の還元」と唱えると気にならなくなるというまさかの解決法に、え、それ!?とか思ったけど、一旦頭を冷やす、考えても仕方のない他人の行動を一旦脇に置く、ということができるのであながち間違ってはいないと思った。

  • 「ずるい」と思うことで感じる怒りや反応、という今まで特に意識しなかった、新しい切り口で人との関係を考える本。

    ずるい、と反応することは花粉症と同じ自分防衛反応であることや、「成長の豊かさ」などの言葉を唱えて花粉症やその反応を起こさないようにできるというのに驚いた。

    さらにおもしろかったのは、「嫉妬の発作」の話と、自分が「弱者」と思い込んでいる上で人をいじめているかもしれないということ。この気づきから自分の行動を変えたいと思った。

    改めてもう一度読めば新しい理解があるだろうという期待を込めて★5つ。

  • ずるい人がいなくなるというより、自分の心の持ち方を変えるというか、
    気にならなくなると心を持っていかれることがなくなり、本来の自分の力を発揮できる
    解釈は納得できるが、解決方法が・・・遺伝子の記号なんてわからないし覚えられない。
    今までで言うところの呪文というか瞑想やお祈りに相当するんでしょうね
    頭を空っぽにするというか、心を静かにする
    あまり深入りしないほうがよさそう(;^_^A

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著者プロフィール

心理カウンセラー、作家、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。ブリーフ・セラピーのFAP療法(Free from Anxiety Program)を開発し、トラウマのみならず多くの症例を治療している。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研究生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。「どんな人でも心の傷があり、その人が認識していない心の傷でも治療することで、もっと自由に生きることができるのではないか?」と心的外傷治療に新たな可能性を感じ、インサイト・カウンセリングを立ち上げる。

「2023年 『無意識さんの力でぐっすり眠れる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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