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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414402483
作品紹介・あらすじ
初心者の心理療法家は、クライエントに相対して経験するさまざまな不安、焦躁感、フラストレーション、技術的困難をいかに乗り越えていけばよいのだろうか。また、クライエントの敵意や不信感や抵抗に直面したとき、どのように建設的に技術と自信を高めていくことができるだろうか。本書では、学派の違いを越えて、これらの実際的、具体的問題にきめ細かな考察とアドバイスを与えている。
感想・レビュー・書評
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この本は、初心者が気になるようなことを細かく具体的に書いてくれている。
一般的な心理療法の本は、理想的な心理援助のあり方をポンと提示して、そこで生じる例外や不安については言及しないことが多いように思う。しかし、この本は理想的な心理援助に近づけていく際に生じる問題や不安に注目している。
大学院で研修中の人をターゲットにした本のように思えるので、私も大学院生の時に読んでおきたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先輩から勧められて読み始める。
初心者が体験する不安や葛藤場面を丁寧に解説してくれていて,
自分を振り返る時間を持てる。
初回面接から終結まで,細かく事例もはさみながら説明がある。
ちょっと固い文章なのが玉に傷かも。
それでも行き詰った時には何度も読み返すと思う1冊。
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