ねぇ、話してみて! (子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ)

  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414413731

作品紹介・あらすじ

性的な虐待を受けた女の子ジェシーが、その苦悩とトラウマを乗り越えていく絵本。
この絵本の特長は絵も文も虐待の被害者である女の子が、同じ被害者を援助する目的で描いている。性的虐待の発見と理解、子どもの援助、未然防止が可能になる絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
    https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11340642

  • 「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」第2弾。自分の名前をつけてくれた親戚のおじさんに4歳の頃に性的虐待を受けた著者、その後の対処について描いた絵本。
    両親は状況を知った後きちんと対処し専門医と共に彼女をサポートしている。前書きにもありますが、すべての被害者がこう上手く解決しない。両親が加害者である場合もある。信じたくないがきっと現在も何処かで起きているだろう。子どもがそんな目に遭わないことを祈りたいし、もし助けを求めてきたら治療してくれる誰かと出会えるよう手助けしたいと思う。

  • かわいい絵の翻訳本の子どもと治療者のための絵本シリーズ

  • [墨田区図書館]

    三冊シリーズの「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」の中の一冊。
    図書館でふと見かけて借りてきたが、背表紙には、「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」と書かれていたので、どんな本かと思って借りてきたが、表表紙には、子供が描いたような可愛らしい女の子の絵と表題が描かれているだけで、もしかすると何かのお話のようにも見える本。

    幼少期に性的虐待を受けた女児の体験告白による、仲間(同様の被害にあった子ども達)に対する呼びかけ形式の本で、あまり具体的なことには触れず、それでも大人や該当者にはわかる程度の表現でつらい経験や、その後の自分のとった行動による展開などが描かれていて、例え性犯罪でなくても多少幅広く使えそうな一冊。

    自分の子に限らず、そして子供に限らず、誰しもつらく、浮き上がれないような経験を負う可能性はあるが、その際にもしかしたら一筋の救いの光となってくれるかもしれない可能性がある本。

    今回他の二冊とあわせて、三冊シリーズで出版されているらしいので、他の二冊も読んでみよう。

    ■「こわい目にあったアライグマくん」
    こわいことにあった子供の早期のストレス反応について描かれた本。
    ■「ねぇ、話してみて!」
    性的虐待をうけた子供に、同種被害者からの言葉で綴られた本。
    ■「さよなら、ねずみちゃん」
    死別による喪失を初めて体験した子供の、否認、悲しみ、怒り、そして需要のプロセスを描いた本。

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