本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414429060
作品紹介・あらすじ
本書は、アルコール・薬物乱用の領域で看護する中で、不健全な家庭に育ったアルコール依存症者の子供たちが同じ道をたどる過程をつづったものである。
感想・レビュー・書評
-
世間で有名なアダルトチルドレンって「Adult Children of Alcoholics(アルコール依存症の親に育てられ成人した子供)」だったんだねぇ。知らんかった。
(この本が出た頃とは違い、現在では、アルコール依存症じゃなくて、機能不全の家庭で育てられ成人した子供も指すようだけど)
今まで、アダルトチルドレンって「体は大人だけど、心は子供ですよ」って言っている、「『ACなの』とカミングアウトする人って『親のせいにして自分悪くない』って言う人」という偏見だったのかも、と驚いた。(たまたたACだと口にする人がそういう人だったのかもしれないけど……)
じゃあアダルトチルドレンって何だろうか?
この本を読んで感じたことは「子供時代に、『子供であること』を許されず、抑圧してきた」という事実なのかなぁと。
例えばアダルトチルドレンの人が居たとして、親責めて何とかなるかっつーとなんともならん(親がダメだから機能不全なんだろうしね)。
子供たちの口から出る言葉が、世の中に希望がないもので、抑え込んでいる悲しみを考えると辛くなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ACoAの本当の基本書です。
ACで「わたしは親のようにならない」と言わなかった人はいないはず。
全2件中 1 - 2件を表示