星降る絶景: 一度は見てみたい、至極の星景色

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 36
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416115305

作品紹介・あらすじ

天体写真家として有名な沼澤茂美氏は、世界各地で美しい星空の風景写真を撮影し、天文ファンのみならず、多くの人を魅了しています。そんな氏がこれまで撮りためてきたものの中から、「星降る絶景」というタイトルにふさわしい作品を集め、一冊にまとめました。ページをめくるたびに目に飛び込んでくる、こぼれんばかりの星空と、それを受け止める大地との共演を、心行くまでお楽しみください。巻末には各作品の撮影データも掲載します。

感想・レビュー・書評

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  • 日暮れが早くなってきたので、
    部屋の中がもう、薄暗い。
    ぱぱっ、と電気をつけると
    ほっと安心、明るい光。

    目覚めている間、私達の周りは常に明るい。
    光に包まれる事に慣れきってしまった私は、
    何か無ければ
    (例えば、珍しい天体のイベントとか。)
    闇、の事はほぼほぼ考えない。
    夕食の準備中に
    (あ、今一番星が…)
    なんて発想もまず、無い。

    こんな写真集が嬉しいのは
    部屋の小さな一画が満天の星空化しているので
    (あっ、今。)
    と、思い出す事が出来る所だ。

    本からははみ出せない
    満天の星空達の為に
    せめて、想像力だけはうーーんと広げて
    キラキラ、思う存分輝かせてあげたい。

  • 表紙以上のきれいな写真が中にはいっぱいあり、とても癒しになりました。
    難しい文章はなくただきれいな写真が並べてあるので、学術的に求めるだけではなく、綺麗な星空を見たいという方にはお勧めの一冊かと思います。
    私が一番好きなのは『山里の秋』という作品。太陽と雲もありながらの星空。凄く綺麗でした。

  • 著者が30年に渡って撮影した星空の写真。どれも美しく魅入られる。実際に自分の目でみることができたらいいのになぁ、ともどかしくもなる。世界各地での星空の写真もよいが、著者の故郷での写真も味わい深い。特に「山里の秋」と題する写真は、月が輝く夜空と、その月の光に映し出された収穫前の田園の風景が心に染みた。

  • 令和4年10月の特集「空と宇宙」

  • 読了、というか写真集なので眺め終わる。美しい星景写真集である。ただ、やはり星景は大画面でないとどうしても不満が残る。最近のKAGAYA氏など物凄く美しい写真を見るが、どうしても本に収めると若干の不満が残る。見開きの中央部の問題(綴じ方による)もある。電子書籍化して大画面で見られるようにしてもらえれば良いのだが。というか実際の星空を見るのが一番ではある。
    といろいろ書いたが、この本がなかなか美しい星景写真集であることは間違いない。

  • 2020.02.10

  • 星空の写真撮りたい

  • ホントに絶景。長時間露出も、そうじゃないのもいろいろ。デジカメになってできること、というのをいまさらながら。

  • 色んな場所の星の写真があって、本当に綺麗!
    一番のお気に入りは、桜と星の写真です。
    実際に見てみたいなぁ。

  • 子どもの頃から目が悪かった人間は、ここまでピントのしっかりあった星空を見たことがなかった。

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著者プロフィール

沼澤茂美:天文イラスト、天体写真の仕事を中心に執筆活動を行う。『星降る絶景』『ビジュアルでわかる宇宙観測図鑑』『星座の図鑑』(いずれも誠文堂新光社)など著書多数。

「2022年 『宇宙の図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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