100万回シェアされるコピー: いますぐ使えるウェブコピー「4つのルール」
- 誠文堂新光社 (2017年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416517246
作品紹介・あらすじ
facebookやtwitterなど、短い言葉で自分を表現することが日常化した現代は、「だれもがコピーライターの表現術を知っていて損はない時代」と言えるかもしれません。
企業におけるWEBコピーの重要性も高まってきています。
ただ、いまのところWEBコピーに特化したスタンダードなマニュアルはほとんどありません。
同書はWEBコピーライターの方には「仕事の教科書本」として、一般の方には「SNSなどのWEBのハウツー本」として手にとってもらえるWEBコピーのスタンダードとなる本です。
感想・レビュー・書評
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ウェブ(SNS)でいいね、シェアされるコピーとは四つのルールがある。本音、驚き、共感、反感。どれもがなるほどと思わされ、何かしら心が動くものである。
想像力を働かせること、これに尽きるがそれが難しい。
225冊目読了。
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シェアされるコピーは、本音、驚き、共感、反感。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000048273 -
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【想像力を働かせる】
現代におけるコピーライターが作成すべき文章とは?
このことを切り口に、大きく4つのキーワードで本書は進みます。「本音」「驚き」「共感」「反感」です。それらは全て「共感と発見」があると筆者は語ります。
様々な事例を元に現代、つまりウェブを中心とした世の中でどんな言葉がシェアされるのか、共感されるのかを解き明かしていきます。
読んでいて、いずれも「確かに!」という共感と「あーそういえば!」という発見がありました。まさに身を持って本著が指す感覚に到達したのです。
文章には人それぞれの癖があると僕は思います。読みやすい文章、堅い文章、ぶっ壊れてる文章などなど。いずれの場合も、冒頭にあげた4つのキーワードが感覚として含まれているのではないでしょうか。その作り方が上手い人がコピーライターの称号を手にしているんだと思います。
誰もがコピーライターになれる、なるかならないかだと感じています。そして、ならない人が大半ならば自分がなればいい。そこに共感を集めていけたらきっと新しい感覚になると思っています。
僕が本著で一番印象的だったのは、コピーのヒントはコピー以外つまり日常の会話や友人のツイート、誰かとの世間話あらゆるところに潜んでいるという部分でした。
誰もがコピーライターの所以です。
言葉でどれだけ伝えられるか、意識するかしないかで、まさに世界は変わると、本著で気づくことができました。
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ウェブは感情的で短絡的な暴言を巻き散らかすだけのメディアではない。
悩み抜き、考え抜いた人だけが手にすることができる、深い洞察力のある言葉を広めることもできる。
本当に大切なのは想像力を働かせることで、そんなちがう次元の言葉が100万回シェアされたら、ビジネスを超えて、世の中にポジティブな変化をもたらすことができる。 -
とても実践的で現代的。
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シェア時代のコピー。
真似したくない以上に関わらないように気をつけようと思った。
その先のコンテンツの興味への力なのはわかるが、
この行使による価値に意味を見出せない悲しさを感じる。
人間の反応を利用するならもっと愛がほしい。
共感と本音はわかるが反感がちょっとね。 -
(特集:「先生と先輩のすすめる本」)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00546587 -
シャープさんは良いよなあ
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SNSなどでシェアされることを目的としたコピーの書き方について、4つのルールをもとに解説している本。話題になったコピーの解説が読めるので読み物としては面白いが、これでコピーが書けるようになるかというと別物。コピーの書き方を学びたい人には物足りない内容だと思う。
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「本音」「驚き」「共感」「反感」の4つのルールで強いコピーが生まれることを、豊富な実例で紹介。著者は電通所属のコピーライターで「プリッツ」「スカパー!」「貞子3D」で話題を作った。
ウェブ時代のコピー作りについてのまとめは勉強になる。SHARP中の人とはあちゅうインタビュー収録。
ただ、もっと実践的なコピーの作り方を期待してたので物足りない。そこを深掘りしてほしかった。 -
だんだんムカついてきて、最後にあきれた~良いコピーのルール①「本音」・ソーシャルメディアは「ハロウィンの渋谷」背伸びリア充空間では、「本音」が逆に目立つ。・ストレートなメッセージは反転させてみる。(「負けるもんか。」「人生はマラソンじゃない」)②「驚き」・驚きには「回収型」「非回収型」の2種類がある。・ネタばらしをするのが「回収型」。商品の直接訴求に向いている。・ネタばらしをしないのが「非回収型」。③「共感」・ソーシャルメディアは「放課後の教室」。「共感」できる話題がシェアされる。・共感コピーから、オンライン/オフライン問わず様々な企画に繋げられる。・ウェブにアーカイブされることを意識する。④「反感」・反感も、共感のうちである。・反感コピーは賛否それぞれからシェアされるので拡散が倍になる。・炎上対策は「特定しないこと」&「商品力」~「イベント」にうまく乗る。会話をうむ訴求点を設定する。「揶揄」と「LOVE」が共感される。テンプレートとして使われるコピーを書く。…ああそうですか
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ウェブコピーを対象に論じているが、企画書見出しなどの広い範囲に応用がきくと思われる。
4つのキーワードにより効果的なウェブコピーの作り方の視点が論じられている。
図表のバランスも良く、読みやすい。
さすが、電通と思わせる一冊である。 -
ルール1 本音
ルール2 驚き
ルール3 共感
ルール4 反感
①本音
本音→ストレート Honda「負けるもんか」
ストレート→本音 リクルート「人生はマラソンじゃない」
ソーシャルメディアは背伸びリア充空間。だから「本音」が逆に目立つ
「イベント」にうまく乗る
ストレートなメッセージは反転させてみる
②驚き
人は笑う前にかならず驚いている
回収型の驚き 驚き→回収→シェア
非回収型の驚き
③共感
揶揄とLOVEが共感される
④反感 -
読みやすくてわかりやすくて近年のTwitterバズ事例を見るのに良書。
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最新のコピー情報ですね。