タイ料理大全: 家庭料理・地方料理・宮廷料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100
- 誠文堂新光社 (2018年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416518007
作品紹介・あらすじ
世界三大スープの一つに数えられる「トム・ヤム・クン」をはじめ、
辛味、酸味、甘味にハーブやスパイスの香りが絡み合い、
複雑で個性的な味わいを持つタイ料理に、日本のみならず世界の人たちが魅了されています。
本書は、タイで広く食べられている家庭料理や定番料理から宮廷料理まで、
日本で再現可能な100の料理を厳選し、レシピとともに掲載しています。
地方料理にスポットを当て、一般的によく知られているバンコク周辺の中部の料理とともに、
最近人気を集める東北部のイサーン料理や、北部・南部の料理の紹介にも力を入れました。
「トム・ヤム・クン」は、中部のココナツミルク入りと、南部のクリアスープの2種類を掲載。
東北部発祥の青パパイヤのサラダ「ソムタム」は、中部で食べられる一般的なものに加え、
カニの塩漬け入りのものやカノムチン(素麺に似た?)入りのものも紹介しています。
北部のハーブ入りソーセージ「サイウア」や、東北部の発酵ソーセージ「ネーム」や
米入りソーセージ「サイコーク・イサーン」などのレシピも載っています。
特徴ある各地方料理を知ることで、タイ料理の魅力を再発見できます。
監修は、株式会社スパイス・ロードの料理顧問であり日本にタイ料理を広めてきた第一人者、味澤ペンシーと、
同社が展開する「サイアム ヘリテイジ 東京」料理長リアムテッド・ヴィチアン、
「サイアム セラドン銀座店」料理長スクサワン・ナルナート。
タイ料理の歴史や北部・東北部・南部の各地方料理、バンコクの外食事情、
タイのコーヒー事情やアルコール事情などに関する読み物も充実。
食材や調味料、発酵食品の情報や、カービングや飾り切り、フルーツの食べ方、
ワインのマリアージュなど、プロの料理人にも参考になる情報も載っています。
感想・レビュー・書評
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タイ料理が大好きなので極めようと思い購入。手に入らない材料もありますがかなり楽しめています。
レシピは十数行でまとめられたシンプルなもので、順序とタイミングやコツが書かれている程度です。初心者向けではありません。ある程度料理をやっている方には余計なことが書かれていなくてちょうど良い感じだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
網羅的な事典
自分で作るには難しいが、タイ料理食べに行く前の事前知識入れには良さそう。餅は餅屋ならぬ、タイ料理はタイ料理屋。
歌舞伎町のタイ料理屋、三宮のベトナム料理屋にまた行きたいですね! -
圧巻。
これて見て家庭でつくるのはちょっと面倒かな(すみません)。これ見ながら作るような想定でできた本ではないと思う。
普段、家で手軽に作りたいなら同じ著者の日本の食材で簡単に作れるようアレンジしたレシピ本があるのでそっちの方がいいかと。
でも、ロティーのレシピがあったので、それは参考にさせていただきます。息子の好物なんです。 -
高級ぅぅー。