旬菜ごよみ365日: 季節の味を愛しむ日々とレシピ

著者 : ワタナベマキ

• 誠文堂新光社 (2018年11月21日発売)

作品紹介・あらすじ

簡単に作れるのに、どの料理も新鮮なおいしさがある、そして、見た目にもオシャレ。
それは、自分自身が食べることが大好きで、育ち盛りの男の子を持った、忙しく働くお母さんが作る料理だから。

そんな人気料理家のワタナベマキさんが、旬の食材を使った毎日のレシピと、
食にまつわる日々の出来事をつづった日めくりタイプのレシピ集。

毎年欠かせない、梅や山椒、らっきょう、栗といった季節仕事はもちろん、
お世話になった人から届く季節の野菜、子供の塾弁当や家族が大好きなカレー、料理を教えてくれた母や祖母の思い出の味…。
さらに、撮影の手土産としていただくおやつや、毎年夏になると食べる冷たいデザート、
料理に欠かせない愛用の調味料なども紹介しています。

毎日のレシピは、手の込んだものでなく、旬の食材をおいしく食べるシンプルなものばかり。
他の料理書では決して見ることができない、ワタナベさんの食にまつわるあれこれが、全て詰まっています。

美しい写真と、短い文章と3行レシピは、毎日1ページ、大切にめくってほしい。贈り物にも最適な一冊です。

感想・レビュー・書評

[セイラさんの感想 · 2021年9月6日]

料理するのも、食べるのも好きなので
料理本はたくさん持っているほうだが、
これは、料理本ではなく
季節の行事や食材をどう楽しむかという本。

まず、厚さにびっくり。
本当に365日分あるのだ、、、

あまり使ったことのないスパイスや
珍しい野菜の紹介も楽しく
食の楽しみが広がりそう。

分厚いので季節ごとにゆっくり読みたい。

[カナさんの感想 · 2021年8月11日]

表紙と中の写真が魅力的で購入しました。
こんな風に旬のものを使って食事を作りたいです。
手元に置いてあるだけで嬉しくなる本だと思います。

[灯さんの感想 · 2023年5月6日]

美味しそうな料理の写真とともに短くも味わい深い文章とレシピ付きの一冊。
出てくる食材や調理法には馴染みのないものも多いですが、簡単なのに上品なレシピもたくさん掲載されていてとても参考になりました。
すごくお腹が空く…！

旬の食材について知れるので薬膳料理に興味がある方にもぴったりの一冊かと思います。(実際わたしは薬膳料理の本を探している途中にこの本と出会いました)

著者プロフィール

料理家。雑誌や書籍、イベントなどで幅広く活躍。グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ進む。日々食べるものをおいしく丁寧に作るお弁当や朝ごはんなど、毎日の料理の参考になる著書を多数出版。近著に「お医者さんが教えてくれた 一年中冷え知らずごはん」（KADOKAWA）、「ワタナベマキのいまどき乾物料理」（NHK 出版）などがある。2021年からスタートしたオンライン料理教室も話題。

「2023年 『時間をかけて作りたい料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」