10代のための疲れた体がラクになる本: 「朝起きられない」「集中できない」「やる気が出ない」自分を救う方法
- 誠文堂新光社 (2023年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416523025
作品紹介・あらすじ
「朝起きられない…」「体がしんどい…」「学校に行けない…」
そんな悩みをもつ10代に贈る、心と体のセルフケア。
いくら休んでも回復しない「慢性疲労」に苦しむ人が多くいます。
しかしじつは、「疲れ」をうまく表現できない多くの子どもたちも「慢性疲労」であることがわかってきました。
「授業に集中できない」「朝起きられない」「すぐにイライラする」「記憶力が低下した」。
これらは、慢性疲労が原因かもしれません。
慢性疲労とは、通常の疲労と違い、脳が情報交換エラーによる炎症を引き起こしている状態。
さらに近年では、ウィルス感染などが原因となって恒常的に脳が炎症している「慢性疲労症候群」という病態も注目されており、大人では寝たきりになってしまうこともあります。
そして子どもでは、じつに94%の患者が、身体的及び認知症状のために、学校の成績の悪化を経験しているのです。
「小児慢性疲労症候群」は、大人のそれと比べて、快復率が高い。適正な診断と治療を行えば、もとの日常に戻ることできるのです。
本書は、「慢性疲労症候群」と同じく脳の過敏であるHSPの臨床医第一人者の長沼睦雄医師が、疲れのメカニズム、脳の仕組み、疲労からの快復方法などを10代向けに易しく解説します。
■目次(仮)
■知識編
第1章 「学校に行けない」はなぜ起きる?
第2章 カラダの調節機能のことを知ろう
第3章 意外と知らない「疲れ」の話
第4章 謎の疲れで動けない……その正体は「慢性疲労症候群」かも?
第5章 「脳の炎症」を抑えて原因不明の体調不良から抜け出そう!
■実践ヒント編
第6章 「カラダのリズム」を立て直そう
第7章 「免疫機能」を整えよう
第8章 「安心の感覚」を育もう
付録 もう少しくわしく知りたい大人たちのために
感想・レビュー・書評
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498-N
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慢性疲労症候群の人がいて、なんだろう?と思って読んだけれど結構漠然とした症状で難しかった。心的なものからくる不調の全般?なのかな、という理解。でも何回か読んでみたい。
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なんでかわからないけど学校に行けない…
病院にかかったほうがよいこともありますよ。
[NDC] 498.3
[情報入手先]
[テーマ] 令和5年度第4回備中地区司書部会/メンタルケア -
よくわからないけど何だかしんどい。そういう時ありますよね。よく心の病と言いますが、もしかしたらそうではないかもしれません。この本は、原因のよくわからない体調不良や疲れを言葉できちんと説明してくれ、そこから抜け出す方法を紹介してくれています。皆さんが少しでも楽しく生きられるためのヒントになればと思います。(浦河町)