シーラカンスの謎: 陸上生物の遺伝子を持つ魚

  • 誠文堂新光社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416614822

作品紹介・あらすじ

魚の図鑑などでも“生きた化石”として紹介されているシーラカンスですが、「名前は知っているけど、どんな生き物かは知らない」という人が多くいます。
シーラカンスは、約4億年前からその姿をほとんど変えておらず、四足動物の足に似た構造の特別なヒレを持っているため、魚から陸上動物への進化の謎を解くための重要なカギを握っていると注目されています。
最近では、CTスキャンでの撮影やDNAのゲノム解析による研究なども行われ、その謎が明らかにされつつあります。
本書は、生態や体のしくみについての新しい知見や最新の研究成果を紹介して、シーラカンスがまるごとわかる内容になっています。
著者は、インドネシアシーラカンスの生体撮影や世界で初めて稚魚の撮影に成功したアクアマリンふくしまのメンバーで、現地調査や撮影秘話なども紹介しています。

感想・レビュー・書評

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  • 内容としては、専門的な部分もあり、バリバリ文系の私には理解が難しい部分もあったが、なぜシーラカンスが絶滅を免れ、生きた化石として現在も興味深い生き物として研究対象となっているかがざっくりとわかった。分量も少なめ。

    古生物マニアとしては、手元に欲しい一冊。

  • ☆アクアマリンふくしまでの研究

  • うーん、難しい言葉がいっぱい。

    これ子供向けの本でしょ?

    みんながみんなそんな言葉知ってるわけじゃないんだから!

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著者プロフィール

安部義孝:アクアマリンふくしま館長。1940年生まれ。東京水産大学増殖科卒業。上野動物園水族館に勤務し、クウエート国科学研究所、上野動物園水族館復職、多摩動物公園を経て、葛西臨海水族園の設立に携わり、1993年同水族園長となる。その後、上野動物園、多摩動物公園飼育課長、上野動物園長を歴任し、2000年アクアマリンふくしま開館時に館長となる。

「2014年 『シーラカンスの謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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