実とタネキャラクター図鑑: 個性派植物たちの知恵と工夫がよくわかる

著者 :
  • 誠文堂新光社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416616499

作品紹介・あらすじ

野菜や果物の中に入っているタネ、
もちろん、ふだん見かける木や草花たちの多くも
タネを作って次の世代を育てます。

植物は、動物のように自力で動くことはできないけれど、
その動物や昆虫、風、水など、他の自然をうまく利用して、
次の世代を遠くまで運ぶことができます。

その工夫やアイデアの面白さを知ったら、
きっとタネのことをもっと知りたいと思うに違いありません。

色や形もさまざまで、小さくてふだんは気づかないけれど、
きれいなもの、かっこいいもの、賢いものにヘンなもの、
タネの世界はまさに多種多様。

本書は、そんなユニークな魅力をたくさん持ったタネをキャラクター化、
それぞれの特徴を、かわいいイラストとともに楽しく知ることができます。

感想・レビュー・書評

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  • 序章については花のどこの部分が実になったりタネになったりするか、言葉で説明されても、もともと知っている人以外、理解できないだろうけど、イラストと写真でよくわかるように説明されている。ただしレイアウトが本文と遊離していて、せっかくの写真もイラストも生きていない。それぞれの説明の所についていて、絵本風にした方が良かったと思う。
    本編の1章以降は各植物の種のイラストや面白情報で楽しめます。

    ただ全く知らない植物ばかりだと読むのに根性がいるかも。

  • 第1回読書会 テーマ「紹介」④

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00542067

  • 2021/12/09 更新

  • ふむ

  • 日本で見られる植物の種を、その特性ごとに分けてイラストで紹介。風に乗って飛んだり、はぜたり、くっついたり。子孫を残すために、種も大変です。

  •  最近あらゆるものを擬人化するのがはやりのようだ。
     確かに擬人化されればかわいいしわかりやすいただそれだけを理由に擬人化するにはいささか理解に苦しむ。

     植物図鑑としてのていは成していない。実際の写真があまりにも小さく少なすぎる。各項目実物写真を見開き1ページあれば図鑑として完璧だと思うのに残念だ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。現在、立教大学、国際基督教大学、東京農工大学、早稲田大学非常勤講師。植物の繁殖戦略、虫や動物との相互関係などをフィールドでワクワク調べ、自然観察会やNHKラジオ「子ども科学電話相談」、本や図鑑、絵本の出版など広く啓蒙活動にも力を注いでいる。科学的な植物の知識の普及に貢献した功績により、第29回(2021年)松下幸之助花の万博記念賞松下正治記念賞を受賞。著書に『したたかな植物たち』(春夏篇・秋冬篇、ちくま文庫)、『美しき小さな雑草の花図鑑』(山と溪谷社)、『種子たちの知恵』(NHK出版)、『図鑑NEO 花』(小学館)など多数ある。

「2021年 『野に咲く花の生態図鑑【秋冬篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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