ボーダーラインの心の病理: 自己不確実に悩む人々

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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422111391

作品紹介・あらすじ

モンロー、太宰、ヘッセのような、いわゆるボーダーラインの人びとが、最近とみにふえてきている。精神科医である著者は、その原因を社会構造の変化にあると考え、独自のデータをもとに分析した。まさに現代社会の病いを体現しているとも言えるこれら境界例の人びとの症例は、私たちに何を語るのだろうか。

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著者プロフィール

1945年新潟県糸魚川市に生まれる。1968年東京大学文学部心理学科卒業。1976年横浜市立大学医学部卒業、東京大学付属病院分院神経科勤務。1986年国立精神・神経センター精神センター精神保健研究所室長。1994年町沢メンタル・ヘルス研究所開設。1998年立教大学コミュニティ福祉学部教授。現在は精神科医・医学博士、町沢メンタルクリニック院長。
専攻は思春期・青年期精神医学/社会病理学・異常心理学/心理療法・犯罪学。
主な著書として、『ボーダーラインの心の病理』(創元社)、『成熟できない若者たち』(講談社)、『ボーダーライン』(丸善ライブラリー)、『閉じこもるフクロウ』(朝日新聞社)、『あなたの心にひそむ』(PHP研究所)、『こころの健康辞典』、『心の壊れた子どもたち』(朝日出版社)、『臨床心理学』(医学書院)、『ぼくの心をなおしてください』(幻冬社)、『ADHD』、『心の健康ひろば』(駿河台出版社)、『人格障害とその治療』(創元社)。

「2012年 『多重人格とボーダーライン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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