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- Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422115238
作品紹介・あらすじ
精神分析は治そうとするのでもなければ、癒そうとするのでもない。こんがらがった不幸が、ありきたりの不幸に戻るように…、その不幸にもちこたえる力が高まるように…。人の苦悩の根源的な体験"対象の不在"喪失の痛みをもたらす"不在の対象"を見つめる。
感想・レビュー・書評
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人間を構成する一部にある根源的苦痛と精神発達についての、深い考察に魅せられるが、それ以上に人間として生きるための本質が完結に言語化されていて、専門書なのに涙した。
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繰り返し読みたい
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喪失の体験が生かされていく過程(特に乳児の心性)が、わかりやすく書かれています。対象関係論の複雑な部分が、かゆいところに手が届くように書かれていて、臨床実践に役立つと思いました。
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