- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422115337
作品紹介・あらすじ
とかく「難解で近寄り難い」と敬遠されがちな精神分析。その抽象的な概念や理論、そして諸派の考え方を、図や表でヴィジュアルに表現。誰でもわかるよう説明する、「易しさ」を突き詰めた超入門書。また、その理解を実践に活かすため、後半は、Q&Aで懇切丁寧に導く。――精神分析に関心はあるけれど、これまでいくつかの入門書で挫折した人、ずいぶん昔に基本を習ったけれどおさらいしたい人に、恰好の「頭の整理」ガイダンス!
感想・レビュー・書評
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難しい用語も、図解とともに解りやすく書いてあった。
私は心理師の資格がほしい…と思いつつ、精神分析といえばフロイト氏、ユング氏、アドラー氏くらいしか知らなくて…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2階心理学C : 146.1/NAG : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410165768
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第1部では、図解で精神分析の基本と派閥を概観している。
・フロイトと精神分析の流れの基本
・力動-構造、力動-経済、不安-防衛、生成-分析、発生-発達、自己愛論について
・学派の流れとしては、対人関係論学派、対象関係論学派、中間学派(対象と自我の中間)、自我心理学学派、自己心理学派、間主観性論学派、について説明している。
・2部では、学会のアンケート結果と臨床心理の現場の方の質問に対する回答で深めている。
・3部では、実践や実証的研究(論文)について解説している。 -
まえがきには、『「精神分析」という言葉に関心がある方、あるいはカウンセリングや心理療法を始めたばかりの臨床家や中堅臨床家に向けて』とあり、私は前者の素人にあたる。印象としては、もっと精神分析というものの知識がある人向けの本かなと感じた。図表を使って簡潔に読みやすく書かれているが、用語の意味などこの本だけでは細かく述べられていない。第1部Chapter4の各学派の説明なんかは、ある程度知っているものはよいが、知らないものは読んでいてイメージがなかなか浮かばず、しんどかった。
だが、ページ数もそれほど多くなく、なんとなく雰囲気を感じることはできた。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:146.1||N
資料ID:95130482 -
心理に興味のある人や、ちょっと精神分析の領域の復習がしたいという人におすすめの一冊。図を多用し、具体的で分かりやすく説明されています。また、文章が長く続くことがないので、読み疲れることなく、楽しく読み進めることができます。
(教育学部 国語専修)