スーパービジョンで磨く認知行動療法

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422117102

作品紹介・あらすじ

CBT(認知行動療法)の専門家が、うつ病のCBTの全セッションと、そのスーパービジョンの様子を紙面に再現。「CBTを身につけたいけど、なかなか陪席やスーパービジョンの機会を得られない」という方をはじめ、CBTに興味のある方、これからCBTを受けようと思っている方にもおすすめの一冊です。

≪本書の特徴≫
●セッションとスーパービジョンを追体験できる
CBTで取り扱うことの多いうつ病。その典型的な患者さんとの全16回のセッションと、それに対するスーパービジョンを再現。逐語録を読むようにして、CBTの診療の流れや注意すべきポイントを学べます。専門書ではとりこぼされてしまいがちな、ちょっとした言葉のかけ方や、患者さんに合わせた治療の工夫なども示されていて、「かゆいところに手が届く」一冊です。

●今さら聞けない読者の疑問に答える
第1部では、CBTの基本的なスキルや考え方について、Q&A方式で簡単におさらいします。「CBTについては勉強したことがあるけど、応用はできない」「実際にCBTを診療に取り入れてみたけど、いまいちコツがつかめない」といった読者の疑問に対して、具体的に回答。「行動活性化」や「認知再構成」など、CBTのさまざまな技法についても解説されているので、復習にも役立ちます。

●簡潔なまとめでわかりやすく
セッション部分の最後には「セラピストの治療ノート」が挟まれ、そのセッションで取り扱った内容のまとめが行われます。また、スーパービジョンでは、スーパーバイザーのアドバイスがポイントとしてまとめられていて、それぞれ要点を把握しながら読み進めることができます。CBTを勉強中の医療関係者はもちろん、専門的な知識をもっていない患者さんやそのご家族が読んでも、セッションの流れや治療の焦点について理解できるようになっています。

●ダウンロード可能な資料やおすすめ文献つき
巻末には、セッションの中で患者さんに配布した資料がまとめられており、ダウンロードできるようになっています。そのまま患者さんに配布したり、自分なりにアレンジしたりして、実際の診療場面に活用してみてください。また、CBTの基本から応用まで、勉強に役立つ幅広いジャンルのおすすめ文献も紹介しています。

感想・レビュー・書評

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  • 10月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search/?amode=2&kywd=4311482030

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著者プロフィール

国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター客員研究員、株式会社ジョリーグッド医療統括顧問

「2023年 『不安へのエクスポージャー療法 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

蟹江絢子の作品

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