ローマ・カトリック教会の歴史

著者 : エドワード・ノーマン 月森左知

• 創元社 (2007年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「人類の歴史において、もっとも強い継続性をもつ宗教組織であるとともに、もっともたくましい時代ごとに教義を再解釈し、生きのびてきた教団」(著者)の波乱に満ちた歴史を、美しいカラー図版とともに詳述する。伝統と改革の2000年史。

感想・レビュー・書評

[うずまきさんの感想 · 2010年6月13日]

タイトルのまま「ローマ・カトリック教会」の歴史。キリスト教の歴史とは、必ずしもイコールではないので注意。
図説というだけあって、図や写真がふんだんに掲載されている。
コンパクトにまとめられている感があって、一朝一夕ではあまり理解が及ばない（し得ない？）部分を読んでいても、苦痛は感じないかな。
自分が知らない側面を知り、おそらく偏見でみている部分があるだろうと自覚できる部分もあり、さらに深いところへ発展させて行ければいいかな、という初心者には手堅い１冊かも知れない。