フロイト:無意識の扉を開く (「知の再発見」双書)

著者 : ピエール・ババン 小林修

• 創元社 (1992年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

写真を見ながら精神分析の創始者フロイトの生涯がわかる、楽しいフロイト伝。

感想・レビュー・書評

[the13stops7さんの感想 · 2012年10月26日]

フロイトはがんばり屋さん。ユングとの絡みがあまりかかれていなかったので、もっと詳しいのを読みたいかも。

[しらぽんさんの感想 · 2012年9月29日]

一度フロイトの本を読んでみたかったので、その予習として拝借。
ザーッとフロイトさんの人生を語ってくれましたが、肝心のフロイトさんが何をしてどんな事を発見したかがさらっと読んだくらいじゃ解らなかったです。書いてはありましたが...
大して読まなくてもいい話だと思います。

[shotakatsuraさんの感想 · 2011年9月15日]

　著名な心理学者・フロイトの生涯の物語を数多くの図版を交えて読む事ができます。フロイトの発表した専門的な論文について棚に上げたとしても、フロイトの人となりを垣間見る事ができるので面白かったです。心理学への一つの入り口として、こういう１冊も候補に入れてみてはいかがでしょうか？

[miquloneさんの感想 · 2011年8月21日]

『人は唯一他人の人生を記録から疑似体験することができる動物である』
七つの習慣より抜粋

フロイトの生涯とその功績を。
そしてそれを生み出すに至った彼の歴史を教科書風に書いてある。
なので本編はフロイトを知る方にはぬるいかもしれない。
ただ本文中に多用される注釈が心を捉えた。

本書は伝記であるため文中要所には年号が書かれてある。
私にもし日本史や世界史に精通していたならばそれと対照することができただろう。そうすることで空間的理解が格段に深められたはずだ。


道を決めたわけでない段階で無駄だと決め付け投げ出す学問はとてももったいないものだ。学生は勉強をしよう。無駄な知識なんてないんだよ。