ロートレック 世紀末の闇を照らす 世紀末の闇を照らす (知の再発見双書 133)
- 創元社 (2007年3月5日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784422211930
感想・レビュー・書評
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恐らく一昨年、国立西洋美術館でピカソ展を観た際に購入してから積読になっていた本。先月末にロートレックとソフィカル展(@三菱一号館美術館)に訪れたことをきっかけに、最後まで読んだ。
1人の画家に注目した本を読むのは、アンディーウォーホルの本を読んで以来なので、二回目。
前半のカラーページでは作品紹介を楽しめるだけでなく、モデルとの関係性やロートレック自身の写真も載っていて、特に神主の格好で東洋趣味を披露する写真は印象に残った。後半はロートレックが母や友人に宛てた手紙、美術批評家達の評価などで人となりを知ることができて良かった。
下半身の怪我で小人となり歩くのに不自由したり、最後は37歳という若さで精神病院の中で亡くなってしまうという哀れな面もあるが、フランス名門貴族の末裔という財力やネットワークを活かしつつ、娼館などアンダーグラウンドな世界で活き活きと絵を描き、短い人生を謳歌した画家という印象を受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名前も知らなかったけど、作品と生涯をしって魅力的に感じた。
特にポスターは少しの色でセンスを感じるものだった。 -
37年の短い生涯を一気に駆け抜けたロートレックの作品を彼のおいたちとともに振り返る。個人的には華やかなパリの裏社会の淫靡で本性むき出しの表情が印象的であった。何不自由のない裕福な家に生まれたこと、脚の身体障害など、彼の来歴を辿ればなんとなく察せられるような気がした。
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2008/09
