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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422250274
作品紹介・あらすじ
本書は、ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』の一文を導きとして、現在では「ミナミ」として知られる大阪の旧市街地南部の歴史を1880年代(明治中期)〜1920年代(大正・昭和初期)のなかで観察し、盛り場、貧民街、市場、商店街、遊廓など、さまざまな場所の創出や変容、そしてその消滅を「場所の系譜」としてたどり記述する試みである。
感想・レビュー・書評
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現・日本橋界隈にあった「名護町(長町)」のスラムは、いつ無くなったのか。今でも残る「飛田新地」はどうやって出来たのか。大阪のスラム街の変遷が、膨大な資料とともに判りやすく解説されている。資料性は抜群。
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都市の盛り場(ハレ)の空間と、ケの空間は表裏一体。
大阪のマチをよみとく、新鮮な材料。
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