ブータン: 国民の幸せをめざす王国

著者 : 熊谷誠慈 栗田靖之 今枝由郎 西平直 草郷孝好 上田晶子 安藤和雄 ツェリン・タシ ラムケサン・チューペル

制作 : 熊谷 誠慈 

• 創元社 (2017年7月13日発売)

作品紹介・あらすじ

物質的繁栄より国民の幸福を追求するブータン。長らく秘境の国だったが、2011年に国王夫妻が来日しブームが起こった。同国の国民総幸福政策は国連も注目、全国90の自治体が参加して「幸せリーグ」が設立されるなど日本の地方行政にも大きな影響を与えている。国民は本当に幸福なのか、仏教王国だが紛争はないのか、などその実像を紹介。経済と幸福との関係、指導者のあり方など、日本の進路を考える上でも示唆に富む本。

感想・レビュー・書評

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2023年2月15日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/736302

[kuwatakaさんの感想 · 2020年11月21日]

GNHについての章だけ読んだ。政府の取り組みと、日本におけるGNH普及と啓蒙する活動などについて解説されている。

[benthamさんの感想 · 2018年10月13日]

いただきもの。ブータンの歴史や文化の話、GNHの話など。勉強します。

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2017年8月9日]

東2法経図・開架 225.8A/Ku33b//K

著者プロフィール

熊谷誠慈（くまがいせいじ）
1980年生まれ。京都大学こころの未来研究センター准教授、上廣倫理財団寄付研究部門長。京都大学大学院文学研究科仏教学専修博士後期課程修了。京都大学博士（文学）。専門は仏教学（インド・チベット・ブータン）・ボン教研究。著書に『ブータン??国民の幸せをめざす王国』、Two Truths in Bon (Vajra Publications, 2011)、Bhutanese Buddhism and Its Culture (Vajra Publications, 2014)など。センター内に開設されたブータン学研究室にてブータン仏教研究プロジェクト、京都大学ヒマラヤ宗教研究会、京都大学ブータン研究会の開催などを行っている。

「2022年 『ボン教 弱者を生き抜くチベットの知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」