- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422701288
作品紹介・あらすじ
「心が治るとは、どういうことか」
心理療法(サイコセラピー)の
全史を追跡しながら、
そこに共通する人間性と治癒の本質を
「自由と承認の葛藤」の中に見る。
古代の呪術的治療から、
精神分析、認知行動療法、
ナラティヴ・セラピー、
オープンダイアローグなど
最前線の心理療法までを俯瞰し、
背景にある哲学・思想との関連から
鮮やかに描き出す
〈心の治療が持つ意味を再考する
心理療法史〉。
[図版多数]
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「おわりに」より
多様な心理療法の理論を
歴史に沿って丹念に調べていくと、
その背景にある社会の特質、
人間の精神のかたちが見えてくる。
それは、私たちが何を怖れ、
何を求めて生きているのか、
そうした人間性の本質
とも言うべきものを示している。
心理療法の歴史は人間が
どのような存在であるのかを映し出した、
壮大な精神の歴史に他ならない。
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感想・レビュー・書評
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医学部分館2階心理学 : 146.8/YAM : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410170733
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566264 -
これはよい。
認知行動療法とかオープンダイアログとか次々出てくるけど、なんか決定打という感じがないんだよなーと不思議に思っていたのが解消した。