- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426118884
作品紹介・あらすじ
やる気が出ない、頭が冴えない、眠れない…クセになってしまったその疲れに-仕事の合間に20秒!寝る前に50秒!ストレスの出入り口、目、首、肩、腰をケアすれば、疲れは劇的に抜けていく!!
感想・レビュー・書評
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最近腰が痛くてねえ。腰のエクササイズだけでもやらねばと思うこの刹那。
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首の弾力(≒血行)が落ちている場合、ほぼ例外なく、頭の結構も落ちていて、睡眠も本来の深さではなくなる。
オステオパシー、経絡指圧、操体法、野口生体、ストレッチ、タイ古式マッサージ がベース
「心身一如(心と体は1つにつながっている)」禅の言葉
ストレスの出入り口は、腰、目、首、肩
筋肉は、縮みっぱなしでも疲れ、伸びっぱなしでも疲れる。逆に伸ばしたり縮めたりをリラックスした状態で行うと、疲れが抜ける。
そもそも骨格のゆがみは、その周りの筋肉(や関節)のゆがみが原因。
そして筋肉のゆがみは、筋肉自体の硬さ、もしくはそうなるように間違った命令を出してしまっている、神経のゆがみ(緊張)が問題。
「神経や筋肉などのアンバランスによる関節のゆがみ」というのが正解。
集中力、視野の広さ、脳のリラックスは、目で決まる
回らないほど首の疲れがひどければ、余裕は失われやすく、いろいろな問題にとらわれやすくなる。
なぜなら、首が悪いと、脳内の血行はおちる。つまり、判断力が低下する。
首の疲れがひどい人は、表情にも余裕がなくなりがち。
首の疲れが強いと、全身がリラックスしにくいために、睡眠が浅くなる。
神経の命令系統(上下関係)を会社に例えると、脳が社長、全身が部下だとして、首はそのあいだになる部長みたいなもの。
肩(特に肩甲骨)のやわらかさは、胸郭(=肺を肋骨で囲んでいる呼吸スペース)の弾力を左右するため、呼吸の質を変える影響を持つことがある。
注目すべき心理学の定説に、「人は、呼吸が深い人に対して、安心感や信頼感を得やすい」というものがある。
早口でペラペラ話される(=呼吸が浅い)よりも、ゆっくり丁寧に話される(=呼吸が深い)方が、説得力が断然大きいことが挙げられる。
体脂肪を燃やす褐色脂肪細胞が肩甲骨の働きで活性化されるので、肩のゆがみケアには、痩せやすくなる効果も期待できる。
【デスクワークに潜む、隠れストレス】
①うつむき
頭の重さがテコの作用で最大約5倍もの負担となり、首と肩を引っ張り、こりを激増させる。パソコンをのぞき込むことで起きやすい。
②猫背・肩の巻き込み(内肩)
肩に引っ張られて背中がこりやすくなり、胸は圧迫されるため呼吸が浅くなる。酸素不足で疲れやすくなり、代謝(痩せやすさ)も低下。
③同じ姿勢でずっといる
運動していなくても、実は筋肉を使っている(姿勢筋)。しかも偏った使い方になるため、歪んだ肉体疲労が溜まる。
④丸めた腰
上半身全体の重さがテコの作用で、腰にかかり、最大約5倍もの負担になる。お腹がつぶれるため、むくみ、内臓の不調にも関わる。
⑥もも裏が下敷きになる
全身の血行が悪化し、ももが固まると腰を下に引っ張るため、腰痛の原因にも。腰が丸いと体重が乗るため、さらに悪化する。
⑦地に足がついていない
足を組むことを含めて、かかとが浮くと骨盤との第二心臓であるふくらはぎが硬直し、全身の血行が落ち、むくみやすく、腰痛にも×。
⑧カフェインのとり過ぎ
コーヒー・紅茶・緑茶・チョコレート等は、短期的には良いが、長期的には頭痛、だるさ、睡眠の質の低下などのリスクが高くなる。
⑨急いだ(リキんだ)キータッチ
腕全体と胸、肩の筋肉を強ばらせ、それが前面から引っ張るために猫背が悪化する。腕の疲れは睡眠を浅くする影響力を持つ。
⑩目の見開き&まばたきの減少
目が乾きやすくなるだけでなく、眼球を硬くし、かつ後頭部の視野を調節する筋肉が固まる。これが首コリや頭痛、不眠の原因にもなる。