- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426121822
感想・レビュー・書評
-
猫好きにとっては「確かにね」と。
「知ってる」と思うタイトル(笑)
様々な角度から詳しく丁寧に書かれています。
猫を飼おうかと思っている人、「猫好きはなぜあんなに猫好きなんだ?!」と不思議に思っている人におすすめ。
子猫の写真がものすごく可愛いです!
猫を飼う人が犬を飼う人よりも増え、「ネコノミクス」なる経済効果もうたわれている時代ですからね。
著者は出版のプロデューサー。
保護猫7匹と暮らしているそう。
動物行動学、心理学、経済学、自己啓発本などの知識を織り交ぜつつ、猫と人間との関わりについて、それがなぜこんなに幸せなのかを語っていきます。
こういう風にまとまった本はあまり思い浮かばないので、意味はあったんじゃないでしょうか。
ちょっと長い気はするけど(笑)
猫は寄り添い、笑わせ、癒してくれる。
群れの動物ではないので、義務感ではなく信頼や愛情でそばにいてくれる。
正直に自分を主張しながら、関係を保つ達人なので、自分も自由な気分で生きることを学べる?
セロトニン:別名「幸せホルモン」、オキシトシン:別名「愛情ホルモン」、ベータ・エンドルフィン:別名「脳内麻薬」といった脳内物質は、いわば三つの「ねこホルモン」だという!
撫でたり、猫を眺めて可愛いな~と思うだけでも、これらが分泌される。
猫を一緒に可愛がることで、家族のきずなも安定する。
こちらも猫飼いが長いので、そうそうそうそう!と納得することがほとんど。
自分の経験から、出会った猫たちについて、ほとんど同じようなことを書けますね。
ちょっと強引な展開ににやにやしたり、細かく細かく言えば「…それは断言できる?」と思うこともありますが。
あ、「笑わせ」は私の言葉かも…猫の面白さについてはあまり触れられていないので。この本は何でこんなに真面目なの、というぐらいだから(笑)
猫が気まぐれで人の言うことなんか聞かないというのは~魅力の一つなんだけど、私の場合は呼べば来るし、言うこと聞いてくれましたよ、かなり。もちろん、いつもではない(笑)
奥様のかばきみなこさんが監修で、猫飼いの先達であるよう。
ねこ生活アドバイザーとして、「知識ゼロからのねことの暮らしかた ねころん」というサイトをやっているそうで、保護猫の譲渡や、子猫の育て方、介護など色々な相談にも乗るとか。
そのことも紹介しておきたいと思い、アップすることにしました☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保護ねこ7匹と暮らす出版コンサルタントによる「ねこ啓発」書。人とねこがより幸せな関係を築き、不幸なねこが減らせるよう、ねこと暮らす素晴らしさを説く。ねこの写真も多数掲載。
ねこを飼えばセロトニン、ドーパミンなど脳内物質が作用して幸福になれるそうだ。そこまで分析してくれなくても、ねこを飼っていて十分幸せを感じていることを再確認した -
とりあえず、いろんな観点からねこも暮らすことのメリットを語っているようでいて、その実猫好きの猫好きによる猫好きのための猫愛に満ちた一冊になっていた。
著者の飼い猫の写真が随所に挟まっていて大変癒される上にまんまと猫を飼いたくなる。飼えませんけどね!涙。 -
樺木宏&かばきみなこ 著「幸せになりたければねこと暮らしなさい」(2016.12)、はい、ねこと暮らして幸せになっています(^-^) ①ねこは私達の生活に張りを与え、心を健康に保つ(打算や条件抜きで、そばに寄り添ってくれる)②自分らしい生き方を教えてくれる(自分自身を偽らず、素直に感じるままに表現していい と)(ねこは主張を通しながら関係を維持する達人)(ねこは決して自分を偽ってまで好かれようとはしない)③ねこはとても情に厚い(全米が驚いたねこの捨て身の恩返し:犬に襲われた少年が飼い猫に救われた)