- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426127756
作品紹介・あらすじ
つぶやきシローさんが、いろんな本を読んでの感想文を1冊にまとめました。読書案内の形式をとっていますが、取り上げた本やその解説には、身近によくいる“困った人”“苦手な人”“いい人を演じる人”“理不尽な目にあっている人”“マイペースな人”“被害妄想にとりつかれている人”……などが多種多様に登場します。その中から、読者のみなさんも「ああ……こんな人いるよねぇ」「自分もそういうことあるある!」と思うであろう人物やシチュエーションに焦点をあてて、ご紹介しています。もし実際に直面したら、ムッとすることもあるのかもしれないけれど、読書というディスタンスをとっているおかげで、しみじみしたり、なぜか素直に共感できます。先が見えない時代と言われる中、いつも誰かのことを考えて、悩んだり、傷ついたり、嫉妬したり……嫌な気持ちはグルグルしてしまって、なかなか昇華できませんが、本書がみなさんの中にある日々のモヤモヤをラクにするお手伝いをいたします。たまには少し肩の力を抜き、グルッと視点を変えて、つぶやいてみませんか。空気が変わって、違う景色が見えてくるかもしれません。
感想・レビュー・書評
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読書案内なんだけど、そこから考えた「身近な人でこんな人いるよねぇ」ってのがおもしろい。軽い気持ちで読んでくれていいよ、こっちもそういうスタンスでやってますから的な感じがまたいい。気になる本にも出会えました。
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おじさん図鑑を読みたくなった
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つぶやきシローさんが雑感含めてつぶやきながら本を紹介している本。文献の孫引きみたいな感じで気になる本を探すのによさそう。何冊か気になる本があったけどすぐにメモらないとすっかり忘れている自分に気づく。「読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術」という本もピックアップされていたのでまずはこれを読むべきか。
それ以外にも「不機嫌は罪である」という本も気になった。普段の生活にもよくあるシチュエーションだけに。
あとは「おじさん図鑑」かな。残念なことに自分もそんな年齢のカテゴリーに入ってきたからね。 -
芸人つぶやきシローさんが読んだ本を、ご自身のエピソードを交えて紹介してくれる。
何冊か気になった本があったので読んでみたい。
少し毒のあるエピソードもくせになる。
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つぶやきシローさんは、ふかわりょうさんと同じく、自分の笑いのあらたな門を開いてくれた人物。
今も変わらない喋り口でエッセイ的に語ってくれる。しかも、ただのエッセイではなく、本の評価に関しての本だったので、最初は気付かなかった。
普通は本に関して、その著者の語り口で文が展開されるのが通常だが、つぶやきシローさんの場合は語り口が独自すぎて、まるきり別物に見えた。
なにより面白かったのは、読後のこの感想で「つぶやきシロー」とタイプしたが、予測変換で出てこなったことだ。
さすが!