ガロアの時代ガロアの数学 第1部 時代篇 (シュプリンガー数学クラブ)

著者 : 彌永昌吉

• シュプリンガー・フェアラーク東京 (1999年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書で著者は、ガロアが生きた時代背景とその生涯を、数学的背景まで含めて史料に忠実に解説している。著者のみずみずしい感性とゆったりとした筆致によって綴られた本書を通して、読者はガロアの時代とその数学を深く味わうことができるだろう。

感想・レビュー・書評

[masudahidehikoさんの感想 · 2016年7月22日]

ガロアの業績の意義、ガロアが出現するまでの数学史、そしてガロアの生きた時代のスケッチと生涯の記述と盛りだくさん。ガロア理論の意義と生まれた背景を知るためにはとてもいい。数学史の部分はとてもよくまとまっているが、ある程度知識のある人しかよくわからないかも。