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- Amazon.co.jp ・本 (61ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434022838
感想・レビュー・書評
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2018.02 6-2
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やっぱり王子様は世間知らずだったのです。
つばめがどうなってしまうかは、心配はしていても、分かってはいなかった。
そして、それでもつばめは側にいた。
そんなつばめを失ったときの王子様の気持ちは、どんなものだったでしょう。
「つばめさん、つばめさん。ねえ、つばめさん。」という自分の言葉が引き起こしたことの重さをしった王子様の気持ちはどんなものだったでしょう。
相手のことを想像できないというのはとても怖い。
幸福の王子、題名も微妙に違うものとか、たくさん本があるんですけど、王子様の心が割れちゃう音も、本によってさまざまなんですよね。
この本の割れる音は、私はちょっと騒がしすぎかなあって思う。
もっと鋭く、一瞬のうちに割れてしまったような音の方が、王子様のショックの大きさを表していると思う。
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