外食産業の裏側

  • アルファポリス
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434135828

感想・レビュー・書評

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  • 僕らが日頃何気なく使っているファミリーレストラン。その裏側でどういったことが行われているのか?その内情が赤裸々なまでに告発されています。これを読み終えた後、僕はファミレスに少し行きづらくなりました。

    この前、この本を読み終えました。 手にとって見た理由は単なる「ジャケ買い」だったのですが読み終えたときはすごく陰鬱な内容で、気分がすごく重くなりました。実際にファミレスを始めとする外食産業の現場で働いた事のある人間が書いているので、ここに書かれていることはおそらく「事実」だと思う。僕は経済的な事情で現在ではそんなに行かないけれど、東京にいた頃は忙しく出歩いていたので、家で自炊するのが面倒だったと言う理由で、よくファミレスで食事をしていた。

    いつか機会があればここでも詳しく書くけれども、実名を上げると差しさわりがあるので詳しいことは書けないが、僕がたとえば物産展なんかの重機の搬入などの仕事で入ったことのあるデパートやホテルも、外観がきれいであればあるほど、その裏はとても汚かった。

    うまくかけないけれども、こういうところに社会の縮図が投影されるのは、僕の経験上普遍の法則でもあるのではないかとさえ思ってしまうほどだった。

著者プロフィール

197○年生まれ。現在、30代前半。私立文系大学卒業後、新卒で大手ファミリーレストランチェーンに入社。首都圏を中心に複数の店舗で勤務。ブログ「外食産業の裏側」でアルファポリス情報・実用大賞を受賞し、書籍刊行へといたる。

「2009年 『外食産業の裏側』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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