からくり夢時計: DREAM∞CLOCKS (下) (アルファポリス文庫)
- アルファポリス (2010年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434150135
作品紹介・あらすじ
12年前の世界にタイムスリップした聖時。年の離れた兄は自分と同じ年齢の少年で、写真でしか知らないおじいちゃんは元気で、そして、夢にまでみたお母さんがいる。かけがえのない家族と過ごす、大切な冬の日々。お母さんの大きなお腹の中にいるのは、もうすぐ生まれてくる自分のはず。やがて、聖時の誕生日の日がやってきて……。やさしく心あたたまる、冬の感動ファンタジー、下巻
感想・レビュー・書評
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★あらすじ
父と2人で暮らす聖ニ。古時計の鍵を回すと産まれる前の時代にタイムスリップしていた。これまで知ることのなかった兄や母の過去を知り、心暖まる物語。
★感想
街の描写がどこか懐かしく、世界観に親しみを持てる。入学式や運動会など何気ない日常にも、これまでたくさんの愛があったんだなと気付く。最後には涙が溢れて、家族を大切にしようと改めて想う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『虹色ほたる』に引き続き、大好きな本になった。
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いいね
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何度読んでもなぜか涙が出てしまう作品でした。
タイムスリップする話は今も昔もよくあるストーリーでしたが、タイムスリップした先でお世話になった人が自分の両親と兄という展開に驚き今となっては懐かしい家族の温かさや優しさにとても感動した。
思春期の少年少女に是非読んで欲しい作品。 -
面白かった
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三葛館一般 913.6||KA||2
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82179 -
【あらすじ】
12年前の世界にタイムスリップした聖時。
現代とは比較にならないほど活気に満ちた商店街を、まだやんちゃだった兄と駆け回る日々。
写真でしか知らなかった祖父の昔語りに耳を傾け、夢にまで見た母親と共に囲む、あたたかな家族の食卓。お母さんの大きなお腹の中にいるのは、もうすぐ生まれてくる自分のはず。
やがて運命の日、聖時の誕生日がやってきて…。
ラスト、涙が止まらない!やさしく心あたたまる冬の感動ファンタジー、完結編。 -
タイムスリップして知った兄の気持ち、母の死、父の気持ち。聖時はたくさんの想いを知った。人は死んでしまうけれど想いは繋がって行くものだと気付かされた。
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上巻に同じ。
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超、感動します。
家族のあたたかさや大切さが、心に響く作品です‼