元塩尻市立図書館館長さんの図書館エッセイ。
やっぱり図書館の仕事は面白いと思うところあり、あれこれ気づかされたことあり、頭を柔らかくしておきたいと切に思うのでした。
P31「研修に行ったら単に講義を聞いて帰ってくるのではなく、一人くらいは参加者と会話を川氏、情報交換をしてきなさい。講義を聴くだけなら、本を読んで知識を得た方がいい。“顔”と“名前”を売るのが研修に参加する最大の目的なのだから」と。
P35「貸出冊数を伸ばそうとすると、今、図書館にきてくれている利用者の目線での選書になってしまう。実際に年に一回でも図書館を利用しているのは、ほとんどの自治体で、市民の一割から二割程度。図書館を利用されていない大多数の市民に図書館利用者になってもらうための選書をすることが、納税者へのパブリックサービスです。図書館に来ない、というのではなく、来ていただく、ということを考えてください」と。
P43図書館の使い方を知るのと、図書館の世界を知るのとは違う。本で出来上がっているのが図書館なので、”図書館の世界”とは本の世界を伝えることである。
1POP
2面出し配架
3棚に余裕
4花を飾る
5読書に関する記念日の周知
6音楽
7しおりひもはしまう
8季節の管内装飾
9書棚の本の倒れ
10見出しサインは古くないか
11書架の清掃
12図書館だよりの発行
13テーマブックス
14団体貸出利用
15市役所発行物収集保存
16生徒の作品を飾る
「認定司書制度」日本図書館協会
「図書館情報学検定」日本図書館情報学会
亀井勝一郎全集11巻 読書七則