暗黒学校 (上) (アルファポリス文庫)

著者 : 二宮敦人

• アルファポリス (2013年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[レイレイさんの感想 · 2013年3月19日]

文章が読みやすくて自然と物語に引き込まれていきました。こういう状況だったら、という人間の心境、心理、などがリアルに描かれて個人的にとても楽しめた作品です。

[madalice9さんの感想 · 2013年3月13日]

※ネタバレ注意











学校に閉じ込められた10人の生徒達。
これは本当にマオの行った呪いのせいなのか、それとも何か別の力が働いてるのか…。

マオの言ってることとモネが言ってたことも違うし…どちらが正しいことを言ってるのか…。
モネが嘘を吐いているのであれば何故そんな嘘を吐く必要があったのか。

あとまあ仕方はないと思いますが犠牲になった３人のことは何も知らない訳なので犠牲になっていても何も感情移入できなかったですね。もう少しだけでも死んだとわかる前でも後でも、こういう人間だったというのを詳しく書いてくれていれば感情移入出来たのかなと思いました。

あと個人的にこの手の物語であればもう少し長編でも良かったかなあって思います。読んでいてもう半分も読み終わったのかって驚きました。
学校に閉じ込められるって言う内容が某小説と同じで比べてしまっている部分があるのかもしれないですが。

著者プロフィール

1985年、東京生誕。一橋大学経済学部卒。著書は他に「！」「！！」「！！！」「！！！！」「暗黒学校」「最悪彼氏」（ここまですべてアルファポリス）、「占い処・陽仙堂の統計科学」（角川書店）、「一番線に謎が到着します　若き鉄道員・夏目壮太の日常」（幻冬舎）などがある。

「2016年 『殺人鬼狩り』 で使われていた紹介文から引用しています。」