白の皇国物語 (1) (アルファライト文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 23
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434193071

作品紹介・あらすじ

アルファポリス文庫ライトノベル新レーベル「アルファライト文庫」創刊第1弾! 何事にも諦めがちな性格の男は、一度命を落とした後、異世界にあるアルトデステニア皇国で生き返る。行き場のない彼を助けたのは、大貴族の令嬢メリエラだった。彼女の話によれば、皇国に崩壊の危機が迫っており、それを救えるのは“皇王になる資格を持つ”彼しかいないという……。ネットで人気の異世界英雄ファンタジー、待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻を読破。

    本屋さんにて、エンドに平積みされてた新刊を見て気になっていた作品。

    異世界転生モノというのが流行っているのは知っていたけどね。

    イラストがなんだかよかったんですよね。

    で、手に取ってあらすじを読んでみてさらに気になって。

    でも見かけたのが第3巻だったため、1巻を探してみたのですがそこにはなくって。

    別の日に別の本屋さんでも探してみたのですが、やっぱり1巻だけがなくって。

    これは密林さんでぽちコースかな? と思っていた矢先、最初に見かけた本屋さんで並んでいるのを発見しました。

    即買いましたー(*´▽`*)

    とてもおもしろかったです。

    ライトでコメディ色の強い作品かと思えば、全然そんなことなくてしっかりとファンタジーでした。

    王道といえば王道。

    異世界に行くのが現代での死亡というのは、最初考えだした人あれだよな。

    すごいよな、って思いました。

    ひとつの形態を作っちゃったわけだし。

    あきらめることにかけては人一倍の主人公は、ある日突然死んでしまう。

    「死んだ」のは確かで本人も自覚あるのに、彼は再び目覚めて。

    目覚めた場所は異世界だった――というもの。

    しかもその世界の誰もが持ちえない色彩〈白〉を纏っての転生。

    それが人一倍あきらめることに長けた青年の――レクティファールとしての新たな人生の始まり。

    とにかく、よくそこまで考えたなあというのが率直な感想でした。

    プロットの量がハンパないんじゃなかろうか……と思ったのは、元がネット小説だからでしょうね。

    自分も趣味でもそもそと書いているけれど、この人たちみたいにがっちり作り込んでいるわけでもなくて。

    こういう作品を読んでいると「私もなにかやらねば!」と思ってきます。

    ……思うだけですが(;^-^)

    さて――

    第1巻はまるっとプロローグといった感じかなあ。

    異世界へ転生した主人公・レクティファールが、皇王になるための儀式を完遂するまで。

    転生先のことを知らないレクティファールに対してお姫さまが説明してくれるけれど、それは読者に対しての説明でもあって。

    結構色々と込み合った具合の世界っぽいですね。

    その世界をレクティファールがどのように活躍するのか、楽しみです。

    世界観も魅力的ですが、登場人物たちも魅力的で。

    あ、白ってまっさらという意味合いもあるのかな?

    レクティファールのふわっとした感じの強さは好きですね。

    言動がわりとかわいらしいとこがあってwww

    暴走侍女ウィリィアさんとはどんどこぎゃーぎゃー騒いでどつかれてほしいwww

    お姫さんのメリエラと、巫女さんのリリシアとはなにやら皇王という役目的になにかしら関わりがありそうですね。

    婚姻関係でなにかあるのかなー。

    そこんところはらぶなコメディになっちゃうのかなー。

    それともレクティファールの何気ないスルースキルで進んじゃうのかなー。

    どうなんでしょう??

    個人的にはあんまりごり押しらぶこめにはなってほしくないかなあ(^◇^;)

    たいへん楽しませてもらいました。

    第2巻を探すぞー。

  • 文庫化したので読み返し。11まで発刊済み
    何度読み返しても1は難物。この後面白くなるのが分かっていても、説明長くて苦労する。
    最後に皇剣との同化でわくわく場面が無ければ1で挫折?
    長くなりそうなので、スペース的に文庫で揃えられれば助かる。

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著者プロフィール

1986年生まれ。2009年より本業の傍ら執筆活動を始め、インターネット上で作品を発表する。2011年、インターネットで発表していた「白の皇国物語」が書籍化。

「2019年 『白の皇国物語8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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