今回の人生はメイドらしい (レジーナ文庫 レジーナブックス)

著者 : 雨宮茉莉

• アルファポリス (2016年3月15日発売)

作品紹介・あらすじ

とある罪が原因で、転生を繰り返すアリーシア。そんな彼女の転生には、「善行をすると、来世が少しマシなものになる」という法則がある。今回は農家の娘に転生し、のんびり暮らしていた彼女だが、しっかり働いて善行を積むため、城のメイドとなった。その後、転生知識を駆使して働いていたアリーシアは、なんと王子の目に留まる！　そして彼の支援を受け、色々なものを"発明"することに。さらには豊富な知識を持つせいで、人々から悩みを相談されるようになり――？　文庫だけの書き下ろし番外編も収録！

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年6月16日]

何度も転生を繰り返してきたアリーシア。次の人生の為に善行を積もうと頑張っているけど、幸せにはなれないと諦めているように見えるのが悲しい。いつも楽しそうにはしているけれど。今までの経験から何事にも動じないアリーシアが、ユリウスと一緒にいるときは違うのが楽しかった。ユリウスも「不思議なメイド」のアリーシアのことが気になって仕方がないみたいだったし。アリーシアが家族と再会したら、色んな意味で驚くだろうな。と思い、その場面をちょっと見たくなった。

[へきくうさんの感想 · 2016年7月1日]

ちょいちょい惜しい展開。第一王子よ、もっとくい込んでこい！第二王子よ、出演それだけ？褐色シェフに騎士よ、諦めるな！そして、最大の惜しいは第三王子と下っ端メイドの婚姻。えっと、まだ貴族なら有りなのかなとは思うんだけど、王子だよ。王子とメイドってお伽話だよね。まぁ、フィクションなんだけどさ（笑）

著者プロフィール

兵庫県出身。本好きが高じて2012年2月より小説を書き始める。趣味は読書と旅行。

「2019年 『今回の人生はメイドらしい』 で使われていた紹介文から引用しています。」