- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434241949
作品紹介・あらすじ
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第9巻!
感想・レビュー・書評
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また強烈なキャラクターが出てきた。肉屋のショウコさん。誰にでもけんかを吹っ掛けるタイプの人ってどこにでもいるもんだな。それでも見放さない美音は大人だと思う。お嫁さんも大した人だ。
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やっとアキとリョウにも進展あり。これから、美音と要同様どうなっていくのカナ?
今回も商店街の人々にいろいろ問題が持ち上がる。現実では、豆腐屋のショウコさんもあんな風にすぐに会心するとは思えないけれど、下町の人情あふれるぼったくりの世界なので、良しとしましょう。 -
次号が楽しみ。
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この作品内で2組目のカップル誕生ですね〜
幸せそうでなにより
ひとりでも大丈夫な人間が、ふたりで生きていく
それまで強くあらねばと気を張っていた人に支えとなる存在が出来るのって素敵なことよ
ちょっとジンときたこの言葉。 -
若い常連客同士の恋の行方を、年配の常連客たちが優しく見守りつつ、時に大胆に導いている(でも当人たちは気づいていない)のが微笑ましかったです。
このシリーズに出てくる人はみんないい人たちだけど、今回初めて性悪お婆さんが登場。でも天の邪鬼なだけで、どうやら本当はいい人そう。挿絵を見たら意外に可愛らしいお婆ちゃんだった。 -
後継者問題だけじゃなく
嫁姑問題もなかなか難しそうです。
物語だから、ちゃんとおさまると思って
読めるんですけどね。
今度は男の子の家出騒ぎ!
こういう時に結束力と機動力があるのは
商店街の魅力だなぁと思ってしまう。
常連客のアキさんとリョウ君の
恋バナも進展したようで。
うん、この感じは微笑ましくて好き。
主役カップルのほうは
正直、食傷気味なもので(⌒-⌒; ) -
加藤精肉店、お豆腐屋さんのお嫁さんと姑さんの抱える家庭内の悩み。
お隣のアパートに住む、男の子の家出騒動。
常連さんのアキとリョウの微妙な関係は。
もう、アキとリョウより、あなたたちはどうなってんのー!とジリジリするこの頃。
秋の鮭、お節料理、即席白菜と肉団子のスープ。
冬の熱々な料理とお酒。
今回もやはり、食べたい!飲みたい!
はんぺんの葱ツナ焼とか今夜やってみようか。
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【収録作品】傷を癒やすもの/お助け栗きんとん/それぞれの居心地/家出騒動/いつか来た道