谷中・幽霊料理人: お江戸の料理、作ります! (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 27
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434265457

作品紹介・あらすじ

大学進学を機に、谷中でひとり暮らしをすることになった咲。ところが、叔父に紹介されたアパートには江戸時代の料理人の幽霊・惣佑が憑いていた!? 驚きはしたものの、彼の身の上に同情した咲は、幽霊と同居することに。一緒に(?)谷中に住む人たちとの交流を楽しむふたりだが、やがて彼らが抱える悩みを知るようになる。咲は惣佑に習った料理を通してその悩み事を解決していき――

感想・レビュー・書評

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  • 設定はちょっとふわっとしていたり、惣佑があまり江戸時代の人っぽくないんですが、ゆるっと優しい雰囲気で楽しめました。
    キャラが皆可愛らしい。

  • 先付を読んだときから口のなかは出汁でいっぱいになった。とにかく味覚の刺激がすごい。嗅覚よりも味覚。私が一番食べたいのは二品目に出てきた「たぬき庵特製蕎麦」
    咲ちゃんが触れ合う人たちのちょっとした謎も楽しい。なによりも咲ちゃんの同居人である幽霊の惣佑がさりげない優しさに満ちていて素敵だ。幽霊となっても想い人の安否を気にしていたところに感動した。惣佑の想い人ならば彼女もきっと優しい人だと思う。
    咲ちゃんと惣佑が夕日に包まれている表紙も、読後にみるとまた違った思いを抱く。谷中に行ってみたいと思った。夕やけだんだん。歩いてみたい(*^^*)

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著者プロフィール

2018年、本作がアルファポリス「第2回キャラ文芸大賞・ご当地賞」を受賞、出版に至る。

「2019年 『谷中・幽霊料理人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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