- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434278570
作品紹介・あらすじ
怖がっていては続かない。知らないフリでは変わらない。さて、どうしよう!? そこで「マインドフルネス」です。恐れや不安にとらわれている時には免疫が弱まります!マインドフルネスとは「今、ここ」の現実に気づき、客観視すること。不安や恐怖などのネガティブ思考を手放し、感情の平安を取り戻す方法です。「今、ここ」の客観視が、不安によるストレスを解消して免疫力を高めます。マインドフルな日常の動作で不用意な感染を防げます!顔は右手でさわるべし! ドアは左手で開けるべし!マインドフルネスを活用して無防備な生活習慣を変える方法がわかります。自己肯定感を育み、癒しと勇気が得られます!マインドフルネスには自分と他人を愛し、慈しむ効果があります。どんな時にも自分自身でいる方法、大切な人に何ができるかがわかります。
感想・レビュー・書評
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《マインドフルネスでコロナ禍を恐れない!》
コロナ禍で心が荒むと免疫力が下がって感染の可能性が高くなる。
マインドフルネスで「今、ここ」を意識する、そして『慈悲の心』を持ち免疫力を上げることができる。
そのために先ず始めることは二つです。
一つ目は「マインドフルネス3秒ルール」
マインドフルネスになったと気づいたら、3秒以内に宣言して実況中継を開始する」ということです。
例)「今、犬の吠える声を聞いている」
二つ目は「〜と考えた…チャレンジ」
思考の後に「〜と考えた」と付け加えます。
例)「お腹が空いたなと考えた」
これら二つの簡単なスキルができるようになったら次の段階で、相手を思いやることにスキルを使います。
例)地下鉄の中で我先に空席に座ろうとする人を見て「疲れていて座って少しでも回復したいのかな、お疲れさま」
こんなことを思うことができれば、オキシトシンに溢れそうですね!そして免疫力アップできそうです。
『マインドフルネスで慈悲の心に溢れた世界にする』
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数年前に適応障害と診断されてから、
同作者の本(マインドフルネス)の本で出会いました。
とても参考になり、今でも実践に結んだ1冊でした。
また同じ作者と巡りあった1冊。
コロナ禍の時に書かれた1冊でしたが、なるほど~と参考、納得させてもらえました。
前本を読んでいたせいか、今回も凄く分かりやすく、感動もしました。
もう手放したくない1冊だが、今、苦しい気持ちで一杯の方、是非読んで欲しい!
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仕事中のイライラした場面で早速実践でき、効果を実感できました。
マインドフルネスの本をいくつか読み、だんだんと身についているような気がします。 -
コロナ禍で私たちの精神は気が付かないうちに蝕まれています。
見えない感染症との闘いはこれほど大変なものだとは思ってもみませんでした。
本書では「今、ここ」を大切にするマインドフルネスを使って自分の不安な心の状態を客観的に実況中継する方法を教えます。著者の藤井英雄先生はこれまで何冊もマインドフルネスの本を書かれていますが、今回はコロナに焦点をあてて書かれています。
「マインドフルネスとは、『今、ここ』の現実にきちんと焦点をあてて気づいている状態です」だそうです。その上で自分に湧き上がる感情を次のようにコントロールしていく方法を教えます。
不安に感じたら「不安に思っている」と実況し「失敗したらどうしよう…と考えた」と実況することで客観的な視点を確保できるそうです。
すなわち「コロナに感染するかも」「ローンが家賃が…」と思ったら、それに「~と考えた」と実況するのです。そうするt不思議に対処法を考え、次の行動に移れます。実際にやってみると不思議にそうなります。ちょっと驚きです。
この本からこのマインドフルネスの状態を日常的に習慣化するための方法を細か今回のコロナの不安や恐怖に打ち勝ち、新しい生活習慣になるまでを教えてもらいました。そして最後の方の章では自分だけではなく周りの人や社会、世界に対する心の持ち方まで教えてもらえます。具体的には人の話に耳を傾ける傾聴の方法や慈悲の瞑想です。
宗教ではなく精神世界の安心をここまで具体的に書かれた本はすごいと思いました。大人も子どもも同様に心の危機の時代を迎えています。私たちは今もっと心に目を向けるべきなのでしょう。