脳のアクセルとブレーキの取扱説明書: 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略
- 白秋社 (2020年9月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434279294
作品紹介・あらすじ
脳科学と行動経済学の第一人者たちが解明した成功する人の秘密は、心のアクセルとブレーキの使い方にあった!! 本邦初――禁断の組み合わせが現代人の悩みを解消する! 本書が解き明かす「お金という報酬があると脳の活動は減少する」「強欲な人は金持ちになれない」「脳は虐待の経験をも克服して伸びる」など人間の脳が持つ不思議の数々……その他にも、「子どものころ欲望を抑えられなかった人が犯罪者になりやすい」「ワンフレーズで何かを伝えられる人は共感を生みやすい」などの事実を前にすると、自分の脳を知らない限り豊穣な人生を送ることはできないことが分かる。 こうした内容を分かりやすい対論形式の5章で徹底解説。成功する人の絶対法則は存在する!?'
感想・レビュー・書評
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読んだ目的
脳の知見を深めるため。
読んだ感想
欲求にブレーキをかけたあと、得られるメリットを明確にする。
↓
目先の利益にとらわれることなく、長期的な利益を考えて判断できる人は人生で成功をつかめる。
↓
ドーパミンのコントロールが重要
これらの事が改めて一番響いた。
自分は今から何をするのか?
無限健康→腹8部、よく噛んでたべる、ローカーボ。
スーパートレーダー→チャートを見る、検証をする、売買記録をつける、マーケットは期待と恐怖で作られるということをしっかり焼き付け、皆が恐怖で投げたとこにフォーカスしてエントリーしていく。
3か月後どうなっていたいか?
日々の生活の中から、自分のやりたい人生に近付くことにフォーカスして行動し、上記の行動を8割は生活におとし込んでいる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中野信子氏は天才!発想もロジックも全く世界が違う、宇宙人。
TVタレントのイメージは払拭、「深い本質」を語る人と認識。
1.生物の生存①摂食②生殖←「欲求」アクセルとブレーキを適度
しかしアクセルの方が強力→リスクテイクだから生存できる
1次レイヤー 個々の現実体験→成功体験
2次レイヤー 成功体験の抽象化 失敗の受け入れ 教訓 →成長に不可欠
老いると機能が弱くなるリスク 秀吉の最晩年
2.脳の負荷大きい 3%の重量 1/4のカロリー
→負荷を下げる exシンメトリーを是とする
3.
4.
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完走したけど、感想無いなー
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行動経済学の本を何冊か読んでことがあるので被る部分が多かった。
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経済やコロナ対応などさまざまな事例から、その時にどんな心理が働いて行動が生まれたのかを対談形式で解き明かしていきます。
面白かったのは、子供に条件付きの愛情しか与えていない場合、子供が親の顔色を伺うようになる。ということや、蜂の実験で攻撃的な種と温厚な種の子供を入れ換えて育てた場合、育ての親の種に傾向が似るという点でした。
取扱説明書とはなっていますが、具体的に「この場合は、こうすべき!」と言い切ってくれているわけではないので、行動のヒントくらいで考えておくといいかもしれません。(私がけっこう流し読みしてしまったせいかもしれませんが。。) -
バブル経済や株価、マーケティング、就職面接の合否に容姿がどれだけ関係するのかなど、様々なテーマを脳科学と行動経済学の観点から説明してくれる。さらに、コロナ禍でのマスクやトイレットペーパー買い占め騒動、自粛警察などにも触れられている。
専門用語や難しい表現が多かった印象。行動経済学はもっと平易な初心者向けの本から勉強したい。適度な所で自制するのが大事だけど、なかなか難しいよね、という話。ブレーキをかけられるかどうかは、生まれ持った性格で決まってしまうのではなく、後からでも矯正可能とのこと。 -
真壁さんの、トレーディングの話が面白かった。