ドS御曹司の花嫁候補 (エタニティ文庫 エタニティブックス Rouge)

著者 : 槇原まき

• アルファポリス (2021年11月4日発売)

作品紹介・あらすじ

大手化粧品メーカーで研究員として働く華子。恋とは無縁ながら充実した毎日を送っていたのだけれど、そんな彼女の将来を案じた母親から結婚の催促をされてしまう。さっそく婚活を始めた華子が結婚相談所でマッチングされた相手は……勤め先の御曹司サマだった!?　しかも、どういうわけか彼に気に入られ、とんとん拍子に話が進んで……？　百戦錬磨のCSOと天然リケジョのとびきり濃厚なマリッジ・ロマンス、文庫だけの書き下ろし番外編も収録！

感想・レビュー・書評

[miakaさんの感想 · 2022年5月22日]

自他共に認める研究バカの華子が婚活アプリで知り合ったのは勤め先の御曹司・透真。隠れ美人の華子に一目ぼれした透真は華子に対して独占欲発揮で、後先考えないバカ男になっている。
化粧品会社御曹司の自分の結婚相手が瓶底眼鏡のファッションダサ女だったら、企業イメージに関わるんじゃないかと思うのに、放置。
透真の（自称）婚約者として現れた優里亜が華子と仲良くなってちゃんと忠告してくれてよかった。
ヒロインの事をいじめるライバルという存在は全く現れず、ヒロインは周囲から好意を寄せられるだけの存在。そのためヒーローがヤキモチ焼いてばかりで、ちょっとウザい。

[ひるあんどんさんの感想 · 2022年3月21日]

大手化粧品メーカー研究員華子は結婚相手探しも効率化、マッチングアプリで自社御曹司透真と出会う。一癖ある人物は出てくるけど、当て馬的な嫌な人は出てこないので不快な気分になることもなくストーリーも面白かった。透真が華子に一目惚れした理由が華子の隠された美貌ていうのはなんかなぁとも思ったのですが、ちゃんとそれを反省しているようなので良しとしましょう。華子の事象に対する科学的考察も興味深くて楽しかった。

著者プロフィール

ファンタジー小説や恋愛小説をwebにて発表。2012年「橘社長の個人秘書」にて、出版デビューに至る。

「2020年 『悪女 愛のためなら悪女にもなれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」