本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784469291018
感想・レビュー・書評
-
小説より先にエッセイを読んだことが良かったのかどうか分からない。
分からないけれど、このエッセイは興味深く読んだ。
とは言え、語られていることは私が日常的に考えていることよりも遥かに高度なので、内容についてとやかく言うのは避けたい。
とにかく藤谷さんのこだわり方が本当にすごいなぁと思った。
藤谷さんは好きなものは徹底的に好きになって、何故自分がこれが好きなのかについても徹底的に考える人のようだ。
なんとなくとか、曖昧な感じが全くない。
ここまでのところはとか、暫定的な感じもない。
可能な範囲で調べつくし、考えつくしたことを語られていると思うし、おそらくそうでなければ語らないのではないか。
言い切っているのだ。
その上で、もし今後考えが変わったとしても、その経緯を理路整然と語られるんだろうなと思う。きっと言い訳したりしないんだろうな。
内容がではなく、その姿勢が私にはとても格好よく見えた。
今度は小説を読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示