- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473019875
作品紹介・あらすじ
軍艦島が無人島となって10年後、感傷とは無縁の新たな眼で撮り始めた写真集。収録作品を大幅に入れ替え、論文、資料などの内容を付け加えた。
感想・レビュー・書評
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「ラピュタ」の海上版?
夢の後・・・という感じ。
でも、なんだか不思議で、惹かれるのはどうして?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学ぐらいの時に何気なく本屋で見つけた一冊。
1枚1枚をじっくりと見入ってしまうぐらい当時衝撃をうけました。
廃墟とか軍艦島が大好きになったのはこの一冊のおかげデス!
ハァハァ(*´Д`)たまりまへん -
荒廃した島。居住地だった場所にはあらゆる生活の痕跡が残されている一方、歳月と共に不透明さが増す場所。人がかつてここに住んでいたとはとても思えない。ただの古めかしい自然が残っている訳ではなく人工的な建造物が時間と共に劣化し残っている。そういう様は大体が取り壊されてしまうのでなかなか見られない。廃墟の魅力に触れるには十分すぎる島。実際に足を踏み入れてみたいと思うけど絶対足場や老朽化したコンクリートが危ないだろーな
この本は巻末に、カメラマンの人が残した軍艦島が放棄されるまでの日記が掲載されている。これを読むと確かに生活していた人々がいたのだと分かる。 -
炭坑として栄え、1974年に閉山、無人化した軍艦島。無人島となった10年後、感傷とは無縁の新たな眼で廃墟の原風景を撮った写真集。新潮社86年刊の収録作品を大幅に入れ替え、論文、資料などを加える。
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いきたい!!
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建物に興味を持つキッカケになった写真集。
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軍艦島−捨てられた島の風景
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軍艦島−捨てられた島の風景
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癒されます。
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行きたいと憧れて早20年。密航者になる勇気がなかったのだ。
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いまや廃墟ブームの代名詞ともなってしまった炭鉱の島、軍艦島。写真家雑賀雄二は、閉山前からこの島を訪れ、廃墟になっていく姿を見つめ続けた。大判カメラで撮影されたモノクロの写真は、「廃墟の美」を奥深く体験させてくれる。凡百のブームに乗じた廃墟本とは次元をことにする軍艦島がそこにある。
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人間の手垢は時が過ぎて浮き上がる
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軍艦島の写真集です。全部白黒の写真ですが、趣があって良いです。軍艦島の歴史も分かります。
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個人的には絶版になった『軍艦島 -棄てられた島の風景-』のほうが好み。
風景の写真がすこし少なめなのが残念ですが、軍艦島の断面図、建物配置のページ、廃鉱寸前時期の日記も載ってるので知識を得るには最適ですよー。 -
元々出ていた写真集の復刻版のようです。私が廃墟関係で初めて買った本です。